解答へのアプローチを徹底的に意識し、間違いの根拠を理解する重要性 | 大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

大学受験 英語勉強法 〜灘高&京大卒 塾講師からの指南〜

中学受験に失敗…その後懸命に努力し高校受験で灘高に合格! 一時燃え尽き症候群で苦しむも再起し京大合格! 今ではその経験を活かし、塾・予備校講師として主に高校生・浪人生に英語を教える日々。そんな講師が具体的な大学受験の英語勉強法を提示する。

僕は担当として「長文読解」を担当することも多いのですが、あまりに曖昧に解いている子が多いのが現実です。


そこで今回は『解答へのアプローチを徹底的に意識し、間違いの根拠を理解する重要性』について書いていこうと思います。

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●基本的な型を身につける●
出題形式が記述式であれマーク式であれ、問題を解くときには必ず『根拠』というものが存在します。


それが「文脈的に」という内容面からのアプローチということもあるでしょう。


選択肢のすべてを代入して考えた場合に、最も適切なものを選ぶという地味な作業で解くものもあるでしょう。


それでもやはり『根拠』というものは存在します。


そこでこの『根拠』を常に求めながらの勉強というのが非常に重要になってきます。


確かに参考書にもなんとなく根拠は書いています。


ただたいていの場合、「ここにこれこれと書いてあるので解答はこれ」のような、『解答を知っているからこそできる解説』になってしまっている問題集が非常に多いのです。


しかし、これを眺めて「あぁそういうことか~」と思っているだけでは全くもって成長はありません。


あくまで『なぜそこが解答根拠になったのか』『どのように解答根拠部分にアプローチしたのか』が重要です。


残念ながらここを書いている参考書が滅多にない以上、自分で『行間を読む』ような作業をする必要があります。


しかし、この作業にこそ『思考力を鍛えるポイント』があるのではないかと思っています。


また、解答へのアプローチを徹底的に意識する中で、自分が間違っている根拠もわかってくると思います。


なので、「長文読解で点がなかなか伸びないな~」と漠然と思っているのであれば、まずは自分の解答へのアプローチを見つめ直してほしいと思います。


その中に『思考力を鍛えるポイント』もあると思いますし、さらには『普遍的な本当の解法・思考法』というのが存在すると思います。


大量に問題をこなすことも重要ですが、『型をしっかり身につける』ということもしていってほしいと思います。