僕自身は高校生・浪人生を中心に授業を担当しています。ただ1週間のうち少しだけ中高一貫の中3生も担当しています。
今回はその『中3生に対する思い』を書いていこうと思います。
●勉強に対する姿勢の構築を重視する●
この中3というのは学校によって苦労のあるなしが大きく異なる学年でもあり、勉強そのものよりも『勉強姿勢の構築が重要な1年』のように思います。
たいていの学校は中高一貫ということもあり、そのまま上がっていくのだと思いますが、学校によっては中高一貫とは言っているものの高校入試を受けなければならない学校もあれば、中3のときのテストの合計点いかんで高校にそのまま上がれるか否かやクラス編成で上のクラスか下のクラスかが決まってしまうような学校も存在します。
個人的には高校入試をして高校に入った身でもあるので、しっかり勉強させる習慣を中3の1年間でも持つことは、それ以降の勉強に対する習慣を大きく変える可能性を秘めていると思います。それゆえに、何かしらの選抜テストのようなものは設けてほしいなとも思っています。
しかし、実際には何の選抜テストもなく、中間テストや期末テストといった一般的なテストの点でのクラス分けもしない学校の中3生というのは非常にたるみやすい時期でもあると思います。
特に中1の頃は周りの人を誰も知らないというところからスタートするので、緊張感を持って始まりますし、小学校までの教育とずいぶん状況が変わるでしょうから、良くも悪くもある程度は真面目にスタートする子たちが多いと思います。
それが中2になり、徐々に学校生活が当たり前のようになってくると「中だるみ」というのを生み出しやすい状況となってきます。
当然ながら『この時期にいかに生徒を管理できるか』というのが学校にとっても塾にとっても重要になってきます。
しかし、なかなか管理が難しい学年なようで、うまく管理しきっているところは少ないように思いますね…。正直なところを言うと、もう少しちゃんと管理した状況で中3へと上がってきてほしいと思う子が多いのも事実ですね…。
とはいえ、やはり『勉強に対する姿勢の構築を重視』し、勉強に素直に取り組むことができる生徒の育成を目指していきたいと思っています。
●大きなブレイクスルーをする可能性のある学年●
さて、そんな難しいところを越えると中3となります。中1・中2のときにちゃんと真面目にやってきた生徒にとってはこの中3というのは英語に関して言うと、『大きなブレイクスルーを迎える可能性がある学年』だと思っています。
どうしても中1・中2は単語や文法学習に基づいた教育となり、それほど難しい読解というのは行っていきません。
実際に行ったとしても、単語をつなぎ合わせていけば読めてしまうような具体的な内容のものが多いですし、決して英文の構造を正確にして読まずともいけてしまうものが多いと思います。
しかし、実際の大学入試というのはこれでは太刀打ちできないものが多いのも事実ですし、ちゃんとした教育を中1・中2で受けてきたのであれば、その先に世間で良く言われる『良い大学』『難関大学』といったところに進学することを親御さんも期待すると思います。
もちろん講師としてはその期待に応えるべく準備を中3に対して行っていく必要があると思いますから、中3からしっかりと『英文の構造を正確に把握していくことを意識させる授業』を展開していきます。
最初は面食らう部分も多いかと思いますが、徐々にそれにも慣れて、中学時代に英語の勉強をサボってしまった高1・高2生よりもはるかに高い学力を中3にて身につけることも十分に可能なのです。
実際に、僕自身が現在担当している中3生は出来が非常に良い子たちも多いので、文法的に格段に難しくない限りはセンター試験レベルの英文であれば(単語の語注は当然多く必要ですが…)十分読み解いていくことはできます。
ここでしっかりとしたブレイクスルー、つまり、『正確に構造を把握しそれに基づいて和訳する力を身に付けていけば、正確に読解できるようになっていく』という経験を積んでいってもらい、高1以降の勉強へとつなげていってほしいと思っています。
今回はその『中3生に対する思い』を書いていこうと思います。
●勉強に対する姿勢の構築を重視する●
この中3というのは学校によって苦労のあるなしが大きく異なる学年でもあり、勉強そのものよりも『勉強姿勢の構築が重要な1年』のように思います。
たいていの学校は中高一貫ということもあり、そのまま上がっていくのだと思いますが、学校によっては中高一貫とは言っているものの高校入試を受けなければならない学校もあれば、中3のときのテストの合計点いかんで高校にそのまま上がれるか否かやクラス編成で上のクラスか下のクラスかが決まってしまうような学校も存在します。
個人的には高校入試をして高校に入った身でもあるので、しっかり勉強させる習慣を中3の1年間でも持つことは、それ以降の勉強に対する習慣を大きく変える可能性を秘めていると思います。それゆえに、何かしらの選抜テストのようなものは設けてほしいなとも思っています。
しかし、実際には何の選抜テストもなく、中間テストや期末テストといった一般的なテストの点でのクラス分けもしない学校の中3生というのは非常にたるみやすい時期でもあると思います。
特に中1の頃は周りの人を誰も知らないというところからスタートするので、緊張感を持って始まりますし、小学校までの教育とずいぶん状況が変わるでしょうから、良くも悪くもある程度は真面目にスタートする子たちが多いと思います。
それが中2になり、徐々に学校生活が当たり前のようになってくると「中だるみ」というのを生み出しやすい状況となってきます。
当然ながら『この時期にいかに生徒を管理できるか』というのが学校にとっても塾にとっても重要になってきます。
しかし、なかなか管理が難しい学年なようで、うまく管理しきっているところは少ないように思いますね…。正直なところを言うと、もう少しちゃんと管理した状況で中3へと上がってきてほしいと思う子が多いのも事実ですね…。
とはいえ、やはり『勉強に対する姿勢の構築を重視』し、勉強に素直に取り組むことができる生徒の育成を目指していきたいと思っています。
●大きなブレイクスルーをする可能性のある学年●
さて、そんな難しいところを越えると中3となります。中1・中2のときにちゃんと真面目にやってきた生徒にとってはこの中3というのは英語に関して言うと、『大きなブレイクスルーを迎える可能性がある学年』だと思っています。
どうしても中1・中2は単語や文法学習に基づいた教育となり、それほど難しい読解というのは行っていきません。
実際に行ったとしても、単語をつなぎ合わせていけば読めてしまうような具体的な内容のものが多いですし、決して英文の構造を正確にして読まずともいけてしまうものが多いと思います。
しかし、実際の大学入試というのはこれでは太刀打ちできないものが多いのも事実ですし、ちゃんとした教育を中1・中2で受けてきたのであれば、その先に世間で良く言われる『良い大学』『難関大学』といったところに進学することを親御さんも期待すると思います。
もちろん講師としてはその期待に応えるべく準備を中3に対して行っていく必要があると思いますから、中3からしっかりと『英文の構造を正確に把握していくことを意識させる授業』を展開していきます。
最初は面食らう部分も多いかと思いますが、徐々にそれにも慣れて、中学時代に英語の勉強をサボってしまった高1・高2生よりもはるかに高い学力を中3にて身につけることも十分に可能なのです。
実際に、僕自身が現在担当している中3生は出来が非常に良い子たちも多いので、文法的に格段に難しくない限りはセンター試験レベルの英文であれば(単語の語注は当然多く必要ですが…)十分読み解いていくことはできます。
ここでしっかりとしたブレイクスルー、つまり、『正確に構造を把握しそれに基づいて和訳する力を身に付けていけば、正確に読解できるようになっていく』という経験を積んでいってもらい、高1以降の勉強へとつなげていってほしいと思っています。