この記事を書いてからもう2年ほど経過していたのですね。

早い物ですね。

さてさて、この記事内では小学生の頃に「反応するから」「なにかキッカケがあったんじゃ?」と言われ続けた結果「自分が変われば相手が変わる」という幻想を持つようになってしまった私のその後の話でもしていこうと思います。

 

私は小学校卒業後中高一貫の男子校に通うこととなりました。

入学後には何人かの友人が出来たりと生活はしていましたが、

ここでも小学校時代から変わらないこととして陰口を言われたりと

言う状況はありました。まぁ「確実に自分の事だという確証がない」という事も多かったのですが一度思っちゃうと全部がそう聞こえてきてしまってダメでしたね。

 

「自分が悪いんだ」「反応したらダメだ」と思えば思うほど疑心暗鬼になっていき、「変わらないとダメだから親に話しても無意味だ」と結局そのストレスを出す場がなくなってしまいました。

そのためなのか一時期は結構荒れてましたね・・・

遅刻が多かったり、些細な事で怒ったりしたりと色々ありましたね。

 

あと同級生との関わりに疲れて昼休みには保健室に入り浸って、養護教諭の手伝いをしたりしてた事もあります。そのために保険委員になってたりしました。

そのときは処置はしませんでしたが、氷嚢の準備や来た生徒の受付、治療資材の補充なんかやってました。

 

そんな感じで中学そして高校と過ごしていたわけですが、高校2年の時に転機が訪れます。

授業中にクラスメイトの一人が突然椅子から崩れ落ちるように倒れてしまいました。すぐに他の人が「大丈夫か!」と声かけしたが反応がなさそうだったのでただ事ではないと思い保健室まで養護教諭を呼びに行き担架を持って教室に戻りました。

するとその倒れた人を床に寝かしたまま授業再開しててビックリしましたが、養護教諭が意識の回復していた本人から話を聞いた後何人か手伝って貰って担架で保健室まで搬送しました。

寝不足と貧血とが重なった結果倒れたみたいで重症ではなかったので、大山鳴動して鼠一匹状態という一人で大騒ぎしていたような訳でした。

この件のように「自分が正しい」と思った行動をする事が周りとの軋轢みたいなのを産む場合もあったのですが、今回の場合は良い方向に転がって周りの見る目が変わりまして、「クラスメイトのピンチを救った正義ヒーローだ」みたいな感じの扱いになってました。

 

そこでこれまでの考えに対しておかしいと思ったんですよ。

「自分は何も変わってないのに突然周りの関わり方が変わったぞ」

という状況に遭遇した事によって・・・

 

この続きはまた今度載せたいと思います。