今日は娘の高校入学式でした。 | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

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今日は娘の高校入学式でした。

真新しい制服を身に纏い、期待と不安とが入り交じった表情の娘。

中学の時にいじめや不登校があり、色々悩んだ3年間でしたが、幸いにも友達と先生に恵まれ、本人が夢の為にも頑張るということで、昼間通学校に入学することが出来ました。

残念ながら初日に友達が出来ることはありませんでしたが、筆記用具を忘れた子を見つけ、自ら声をかけて貸すことができたとのこと。

自ら声をかけることはすごく勇気がいることで、よく頑張って声をかけたな~と思いました。

入学式、主任先生から「多くの子は中学時代に色々あったと思う、うまくいかなくて辛かったこともあると思う、だが過去は変えられないが未来はいくらでも変えられる、だから今下を向いている人は顔を上げてくれ、3年後みんなが笑顔で卒業できるように先生達は頑張る、だから私たちを信じてついてきて欲しい!」と言われ、色々あったし私立で学費の問題もあるけど、ここの学校に決めて良かったと思いました。

ひとりぼっちの子どもを作らない、ひとりぼっちの親を作らない、ひとりぼっちの先生を作らない。

この学校のスローガンです。

高校に入ってまでPTAや委員会が活発で、親は必ず何かしらの仕事をしなくちゃいけないので、親からすると決して楽な学校ではありません。

でもその分、子どもの様子もよくわかり、綿密に連携していけるので、私は安心して通わせられると信じてます。

来週から新しい仕事が始まります。

朝はゆっくり目ですが、残業は必ずあるような夜が遅くなる仕事で、鬱病だけでなくいくつもの病を抱えている私にとっては正直不安ではありますが、 娘と共に頑張っていきたいと思います。

ちなみに娘、朝学校に向かいながら「パパが生きてたら、私を見て何て言うかな~?」なんて言ってました。

「お~JKだ~(笑)」とか言いそうだよね~、なんて笑ってました。

うん、たぶん空から同じこと言っていると思うよ。

そして垂れ眉をもっと下げて、嬉しいような恥ずかしいような顔して笑っていると思う。

病気が見つかった時、せめて娘の中学入学の姿が見たい!と言って、治療を頑張っていた主人。

結局見せてあげることはできなかったけど。

でもきっと近くで見ているよね?