生きる! | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

今日の昼すぎのことです。

いつもはうとうとしているダンナっち、
今日もお昼はお粥で、いい加減うんざりだろうな~と思いつつ
食べさせていたら。

ダンナっち:「なんでお粥なの?」
私:「体に良いからね。」
ダンナっち:「もっと他のもの食べたい!」

おやおや~。

ダンナっち:「ビール飲みたい!」

おやおやおや~♪

ダンナっち:「トイレに行く」

マジでっ!?

今のダンナっち、尿道カテーテル入っているし、
オムツなのに。

しかもカテーテル入れた時は「これで楽になる」なんて
言っていたのに。

急いで看護師さんを呼んで、
私と看護師さんの2人がかりで車イスに移乗
トイレに行きました。

トイレで用をたすことはできませんでしたが、
ここでも2人がかりで車イスから便座へ移動できました。

この一件がまだまだ生きたい!!!という
ダンナっちの意志のあらわれのように感じました。

病室に戻ってから、ビールをおねだりされましたが、
さすがにココは病院、マズイのでお茶を渡すと
「コレジャナイ!」と怒ってました。

ごめんね~ビールはないよ~と話し
代わりに大好きなコーラを渡したら
美味しそうに飲んでました♪


ダンナっち、頑張れ!

元気になったらみんなで北海道に行こう!

サッポロクラシック飲もう!

お世話になった方々に、ご挨拶に行こう!


大好きなお酒もたくさん飲めるよ!


だからゆっくりでいいから、
体を治していこう。

私はいつまでも待っているよ。