昨日は抗がん剤デー | 生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

生存率5%にかけた夫婦の闘病記(二人三脚で病に打ち勝つぞ!)

32歳で自分の腎臓癌が見つかり、手術も成功してホッとする間もなく
今度は最愛のダンナさんにスキルス胃癌が!!
2年1ヶ月の闘病を終え、ダンナさんは旅立ちました。
ダンナさんとの想い出と1人娘との生活について書いてます。

昨日は朝からがんセンターに出かけてます。

先週は体調を考慮して点滴を延期しましたが
今回はめでたく主治医のGOサインをいただきました。

白血球2900、血小板7・4で難なくクリア♪

ただ骨と肝臓を示す値が急上昇してて
今回は様子見になりましたが、
もしかしたら骨に転移の可能性が…と言われました。

ただ今まで動かなかった人が運動したりすると
この数値は上がることがあるそうで
計画停電とガソリン不足の影響で
地震以来ダンナっちの駅までの通勤手段を自転車に変えたり
職場もビル6階なのにエレベーターは完全ストップらしく
毎日10往復ほど階段で頑張ってるみたいだし。

急激に動くようになったのが原因であって欲しいです。

主治医もとにかく体調が心配らしく
私も体調悪くなって早めの受診の目安を聞いたりしたのですが。


「まぁ、●●さんはベテランだから」

と言われました。


ベテランって…!?

いや、こんなベテラン嫌だし。


というか、この一言に
「あぁ、そういえばこの人末期癌患者だっけ」
と再確認しました。

そう、ダンナっちの闘病が始まって、もう1年半。

初期の癌患者さんならともかく
同時期に末期宣告をされた方が
今どれだけ生きていらっしゃるだろうか。

ダンナっち一見元気だから忘れがちだけど
本当に命の瀬戸際の戦いをしているんだな
と感じました。


病気でも様々あるけど、
わずか1年半闘病継続していることで
ベテランと呼ばれてしまう。

改めて癌の恐ろしさを実感しました。



さてそんなダンナっち、
化学療法治療室に入ると爆睡しちゃうんです♪

最初の頃は点滴中、何度も薬剤が落ちてるか不安で
うとうとしか眠れませんでしたが。

今では治療室の看護師さんも事務員さんも
ダンナっちが爆睡するのがわかっていて
最初からベッドに誘導してくれます。
(ベッドは体調悪い方が優先ですが)

院内を歩いていても
「あ~●●さん」と声をかけてもらえることも
増えました。

そのままがんセンターのヌシになるくらい
長く治療が続けられればと思います。

願わくは、その長い治療に癌細胞が根負けして
増殖をやめて、消えてくれればいいのに。


胃ガンが見つかった当初
余命3か月、次の誕生日は迎えられないと言われた人が
もうすぐ2度目の誕生日を迎えようとしています。

桜も一緒に見られないと思ったのに
今年も一緒に見れました。


これは私達だけじゃできなかったこと。

病院の主治医をはじめ、看護師さん、
友人、地区の方々、家族、
みんなの力のおかげです。

ありがとうございます。




これからもずーっと一緒に桜を見て、
一緒に誕生日をお祝いしたいです。


だから、副作用も治療も辛いけど
頑張って乗り越えて欲しいです。

私もしっかり支えなきゃ!