おばあちゃんとおじいちゃん☆彡
おばあちゃんのお使いに行ってきました(´∀`)
九月の後半にお遍路さんに行くそうで、その時に着る、白い服を探して欲しいと
でも今日は土曜日なのに、がらーん。
薄い色合いのジャケットを買いました(´ψψ`)
実は、明日はおじいちゃんの命日です。
車を運転していて、帰ってきて扉をあけた瞬間に心臓発作を起こして、そのまま亡くなりました。
妹が泣きながら、人工呼吸をしたけれど、もう二度と目を開けてくれなかったのが、
もう5年前のことになります。
ワタシはまだ京都にいて、お母さんからの電話でおじいちゃんの死を知り、
夜通し泣いて、朝一で地元に帰りました。
帰りついて、横たわったおじいちゃんを見て少しほっとしました。
微笑んで、まるでよい夢を見て眠っているかのようなおじいちゃんの顔を見て、
その死の苦しみが短かったことを知ったからです。
おじいちゃんのお父さん(ワタシにとっての曾祖父)は体が弱く、おじいちゃんは
まだ幼いころから炭坑へ出稼ぎに行き、弟たちを学校に行かせてあげたそうです。
二人いた弟たちは、立派に育って、おじいちゃんの元を離れ、今は関東で暮らされています。
お葬式の時、その二人の大伯父がおじいちゃんがどんなによくできた人だったのか
教えてくれました。
つらくてもつらいとは言わず。
いつもいつも笑っていたそうです。
ワタシの知るおじいちゃんは、猫と犬と孫と、あとお酒が大好きで。
死ぬ時にはきっと大病するよ、とお医者さまに言われるほどお酒を飲んでいて。
だけど、神様はおじいちゃんを苦しめずに天に召してくれた。
おじいちゃんが、きっとすごく頑張って生きていたから。
話を聞きながら、そう思いました。
お葬式は。
日差しのせいで、あたりが真っ白に見えるほど暑い日にありました。
「こんなに暑くしなくてもねぇ…おじいちゃんは暑いの好きだったものねぇ」
誰かがそういったのを覚えています。
お経をききながら、汗ばむ喪服の色が、夏色と正反対で、目に焼き付いて消えませんでした。
あれから5年。
おじいちゃんのお墓の、戒名の文字が彫りこんである場所に
いつもアマガエルが休んでいるそうです。
毎年毎年、おじいちゃんが亡くなってから現れるアマガエルを、おばあちゃんは
「おじいちゃんの生まれ変わりだわ」
と言って、お墓参りにいくたびに話しかけていたそう。
最近は、ワタシの事も話をしたんだと聞きました。
「ようこを守ってやってくださいな。
あの子の力になってやってくださいな」
そんなふうにおじいちゃんに頼んでくれたらしいのです。
今朝、ベランダの手すりに掴まってこちらを見ているアマガエルを見つけました。
おじいちゃん、わざわざ見に来てくれたの?
おばあちゃんの話を聞いてくれたのね。
窓越しに話し掛けて、心がじんわり温かくなりました。
明日はおじいちゃんの命日。
おばあちゃんのジャケットを送って、ワタシは頑張ってるからね、って
二人に宛てて手紙を書こうと思います☆彡
あ、ちなみに(追記です☆彡)
フクロウのお話にはおじいちゃん出てきます(*^□^*)
ふぷ+。(*′∇`)。+゚
