三千人のTDCホール、ほぼ満員のTDCホールを後にする時にふとこんな事を思った。
『今回は書きたい事があまり無いかも』
ファーストワンマンやセカンドワンマンの時は想いが溢れて文章にするのも大変だった。でも今回はちょっと違った。
そりゃ三千人のあの会場を埋めたことは凄いよ。俺だってあの人数での『新宿は信用出来ない』や『たまごかけごはん』には感動したよ。
でも三千人の会場を埋めた、三千人で何かを体感したって事を抜かした時に何が残ったんだろう?
三千人を集める意外で二人が伝えたかったこと、表現したかったことって何だろう?
新衣装?
正直あの衣装にはがっかりだった。前の衣装の面影をもう少し残しておいてほしかった。もしくは全く違う物にしてほしかった。
昨日初めて生うどんを観た人はこう思ったんじゃないかな?
『あの衣装で観たかった』
生うどんっていえばツインテールにあの衣装ってのがもうアイコンのようになってると思うんです。
コスプレをしていった女の子達はどんな気持ちでライブを観たんだろう?
OPの映像?
三千人の髪の毛を集めている映像はまだわかる。
それがいつのまにか勝手に筆になっていて、それを使ってライブタイトルを画面の中で書いている。いや、そう言われても……
自分は髪の毛を束ねて筆にしている二人の映像が観たかったし、なんならいきなり書道始める二人からライブが始まってもよかった。
ライブタイトルを書いた紙が現れ破って登場する(小さい……)
ファーストワンマンのシルエット演出は無茶苦茶かっこよかったんだよ!
舞台セット?
なんで最初から全部見せちゃったんだろ?
そりゃ最初から設置されてる物をこれからどう料理してくれるんだろうって楽しみも多少あったけど、見たまんまの使い方しかしなかった。
あれなら使う場面場面で色々登場してくれた方が良かった。
セカンドワンマンはその辺の舞台の使い方は上手だったんだよ!
新曲?
ラブリーズの曲も今まであったハシダさん曲の系統で記憶に残らない、大森曲は正直あまり覚えてすらいない。
うんちの歌、きらきら星座物語を披露したあの瞬間、あの記憶の方が鮮明に残ってるんだよ!
目を閉じるとファーストワンマンやセカンドワンマンの記憶ばかりが蘇る。
今回のワンマン、正直記憶に残ってる物があまりない。
そういう意味では三代目J Soul ブラジャーズは良かったね。
はっきり言って意味わかんないし、意味が無い。でもその意味の無い訳わからないものを見たってのが記憶が鮮明に残ってたりする。
なんだか訳がわからないが他に無い変な物を観た。生うどんを最初に観た時のキモチってそういう感情なんだよ!
二人が頑張ってるいのはわかる。二人が一生懸命なのはわかる。
そういう所が可愛いし、応援したくなる。だからお金を払う。
だってアイドルとオタクの関係だもん。ライブ中のミスだって可愛いんだよ。
ただもうちょっと上手く見せられたかなぁ……今回はそういうキモチにさせられた事が多々あった。
曲だしのタイミング、モヤモヤした。最後の映像の尻つぼみ感、モヤモヤした。
予定が未定だからじゃない、映像の作りと出し方が失敗してたんだよ!
あそこで上手く締まらなかったからあんなにダラダラ後説が続いてしまった。
東に全部背負わせるのは酷。でも背負わせたい。期待しているから。
それをサポートできる大人。自分の美味しさを度外視してサポートできる大人が必要な気がちょっとしました。
大人になる事への戸惑い
それが大きなテーマだったと感じたからこそ余計にそう自分は思ったのかもしれません。
いや、良かった所だっていっぱいあるんだよ。
にっちゃんの「久しぶりに緊張した」という発言。
あれは生うどんがAIFに出ていた時だったかな?
ライブハウスのバーカウンターでお酒を飲んでいたら、二人が登場して自分だけに本番前の儀式を見せてくれた事があります。
背中をバシバシ、サワサワ二人した後に、にっちゃんが言いました。
「これだけ何回もライブしてても未だに緊張するんだよね」
自分はこう答えました「その気持ち忘れちゃ駄目だよ。緊張感持ってないステージってのは客に伝わるから」
それから数ヶ月経ち、いつのまにか緊張感は薄れていった。少なくとも自分にはそう見えていたんです。
でも昨日は違った。それだけで嬉しいじゃないですか。だってドルオタだもん。
今回は一曲一曲の全てに寸劇つけていたのも良かったかな?
あれはチャレンジだよ。
アイドルのライブなんて曲が続けば続く程に客のテンションは上がって行く。曲で上がっテンションをぶち破るのはアイドルライブでは致命的
そこにチャレンジした部分が今回のライブでは一番良かったかな?
最近おざなりになってた曲への繋ぎ方も全部考えられていたし、実際何度か「おぉ!」って口にだしたりしたしね(まさかホストの名前がジェームズとはwww)
ふと思った、書きたい事いっぱいあるじゃん(記事冒頭に戻る)
そりゃそうか。生ハムと焼うどんというグループの事だけを肴に昨日は朝までお酒をのんだし、なんなら今も二人の事を考えながらお酒を飲んでいる。
正直批判的な事を書いたり口に出したりするのは勇気がいる。自分の性格やキャラクターで言いやすいって部分はあるけど、やっぱ嫌われたくないって気持ちは少なからずあるんだよ。
だってドルオタだもん(逃げの台詞)
でもそれだけ言いたい事があるって事は大好きの裏返しってことは理解して欲しいな。
そんな台詞でこのラブレターを終わりにしたいと思います。
次に食いしん帽子被る時まで
