今朝、

梅田で改札を出る手前から、エスカレーターに乗るまでのほんの1分間の間に

日常では味わえない出来事に2つも遭遇しました、という一生懸命のお話をします。


その壱


電車を降りて
人の流れに乗りながら改札へ向かうよこもこ。

私の目の前にはキャリアウーマン風の女性(推定年齢よこもこの4歳上くらい)がさっそうと歩く。


女性は、そのさっそう感をそのままに


切符も入れず
ICカードもかざさずに


勢い良く改札を通り抜けた。


( ̄□ ̄;)!!


改札に突入する手前から、カバンに手も入れず、何かを取り出す様子が微塵もなさそうな、その頼りがいのある背中。

その背中にあっけにとられ、釘付けになったまま彼女の通過直後にまんまとその改札に入ってしまった私が

あえなく


ぴんぽーん!
ぴんぽーん!!
ぴんぽーん!!!

と、捕らわれの身。


なんと前方の彼女は、閉まる扉の速度をも上回るスピードで通過したものだから、すでに扉の向こう側。

やだ。どうしよう。
と思ってうろたえるよこもこが前を見ると


通過したはずの女性が

『やだ。どうしよう。間違えた。』

とうろたえながら、扉をこじ開けてこちら側へ戻ろうとする姿。

あんなに自信満々で通り抜けたクセに

どうやら


『改札には切符を通さなければならない』

という世の中の決まりを

改札を通り抜けた後に思い出したらしい。



一生懸命その扉を逆からこじ開けようとするその姿が

なんとも愛らしかったのでした。



その壱終了。

ご静聴ありがとうございましたキラキラ



よこもこ