遅くなりましたが、皆様
新年 明けましておめでとうございます。

半年ぶりのブログです。

昨年の春、10年越しの離婚への想いを叶え?やっと、別居までこぎつけた私でしたが、燃え尽き症候群に陥るという、思いもよらない結末を迎え、しばし休業・・・。
だが、休んでばかりもいられないので、夏からは食べる為の仕事に明け暮れ、なんとか毎月、20万そこそこは稼いでました。
しかし、久しぶりの9時間拘束、週5〜6日勤務に、アラフィフの体がついていけず、日々疲れが蓄積され、更には、稼いでも、稼いでも、マイナスが増え続ける、という現実を突きつけられ、心身共に消耗しきってました。
無理がたたって?11月には、微熱が1ヶ月続く、しつこい風邪にやられ、やっと治ったと思った年の瀬の12月30日。その日が仕事納めだったのですが、仕事中から、左腕に不自然な痛みが走ってました。
それでも、いつもの肩の凝り過ぎによる痛みだと思って帰宅し、翌日は、駆け込みの大掃除の予定でした。
ところが、朝目覚めると、首に激痛が

そして、首から肩、肩甲骨周り、脇の下を通って、左の二の腕、肘下まで、痛みが広がりました。



コレは、ヤバイやつだ‼︎
私は、すぐに悟りました。

35歳の時に、頚椎ヘルニアを発症して、その時、自分はストレート首だと、伝えられたのですが、44歳の時にも、再び同じ痛みに襲われ、前回と同じ病院を受診すると、やはり、ヘルニアが再発していました。
担当医師には、「頚椎ヘルニアが再発するのは、珍しいよ。」と、言われた。
その理由が、今回やっと解りました。
3度目の激痛に襲われた大晦日。
私は、ヤバイ‼︎また頚椎ヘルニアが再発した‼︎
と、思ってました。

しかし、大晦日では病院もやってないし、休日診療や、夜間救急では、応急処置しかしてもらえず、平日になってから、いつもの病院に行かされるだけと、わかっていたので、日中は軽く掃除機をかける程度で、大掃除を諦め、年を越す決心をした。
ところが、新年を迎え、寝床に入った途端、痛みが増し、じっと寝ていられなくなり、もんどりうちながら、痛みに耐えてました。
途中、あまりの痛さに、気が変になりそうだと思いながら、救急車を呼んで、痛み止めの注射を打ってもらえるようにしようか?という、考えが脳裏をよぎるのだが、さすがに、新年早々、救急車を呼ぶのは、ためらわれたので、長風邪の時にもらった、解熱鎮痛剤を飲むことにした。
それでも痛い。 10分… 20分… 30分経っても、まだ薬は効いてこない。
45分… 1時間… と、痛みに耐えるだけの時間は過ぎていくのだが、一向に痛み止めの効果は、現れてこない。
結局、痛みが消える事はなく、それでも、体力消耗して、朝方やっと、ほんの2時間ほど、眠ることができた。
2017年 元日の朝 6時半。
なんという年越しだろう…。という思いとともに、布団から抜け出し、娘の為に、お雑煮の準備を始めた。
左上半身が痛くて、思うように動かないので、御節の盛り付けと、お雑煮作りだけで、ゆうに1時間かかってしまった。
こうして、ただ痛みに耐え続けるだけの、正月三が日が過ぎていった。
4日からは仕事がある。
だけど、この首では、とうてい仕事などできそうにない。
だが、2度目のヘルニアの時、先生に打ってもらった注射を、今回もしてもらえば、あの時のように、1日でだいぶ楽になるだろうと、信じて疑わなかった私は、3日にやっている病院を調べた。
電話で、ヘルニアの症状が出てるので、ブロック注射を打って欲しいと、交渉したのだが、その日やっていた病院は、どちらも専門医が休みなので、注射を打つ事は出来ないと、断られてしまった。
私は諦めて、職場のシフト担当者に、事情を説明して、4日を休みにしてもらった。
なんとか、休みが1日増えたので、4日には、総合病院に行って、注射を打ってもらい、5日には仕事に出るつもりでいた。
痛みにも、我慢できない程強い時と、比較的弱い時の、波がある。
居てもたってもいられない痛みの時は、ただ、ただ耐え忍ぶだけで、全く何も、手につかないのだが、少し痛みが弱まってる時は、ネットで色々と調べてみる。
頚椎ヘルニアが、少しでも早く良くなる方法や、痛みが出にくい寝姿勢や、まず、どの科を受診すべきなのか?など…
そこで、初めて知ったのが、頸椎症や頚椎ヘルニアなら、脳神経外科を受診するのが、実は一番ベストなのだと、いう事。
だいたい、私を含めて、大抵の人が整形外科を受診するのであろう。だが、頚椎というのは、脊髄の一部なので、脊髄の専門家である、脳神経外科が、本来の専門医になるのだそうです。
待ちに待った4日の朝、痛みに耐えるのももうウンザリしてた私は、整形外科で、長時間待たされるのも嫌だったので、迷わず、脳神経外科を選びました。
ところが、受付の女性に、怪訝な表情で、
「以前は、何科を受診されましたか?」と、きかれたので、
「以前は、整形外科でしたが、色々調べたところ、脳神経外科の方が専門だと知りましたので、こちらにしました。」と伝えた。
すると、その女性は、「先生に確認しますね。」と、診察室に姿を消し、しばらくして、私の元へ戻ると、
「先生に確認したところ、整形外科の方が良いとの事でしたので、整形外科にまわっていただいて、よろしいですか?」
と、半ば強制的に、整形外科にまわされてしまった。
おかげで、私の後から来た、脳神経外科を受診した人は、20分位で呼ばれてたのに、私は整形外科で、その後たっぷり1時間待たされてしまった。
せっかく、前もって調べて、待ち時間少なく、ベストな科を受診しようと思ってたのに、なんとも納得いかなかった。
しかも、整形外科の先生が、30代後半位の若い先生だったのに、えらく高圧的で、最初から、
「それ、ヘルニアじゃないから。どうせ四十肩、五十肩の類だから、まぁ、一応写真撮って来て!」
と、痛みに耐えるだけの年越しを我慢して、やっと病院にきた患者に向かって、心ない言葉をかけられたのだった。
しかも、注射を打って欲しいと伝えたら、
「注射なんて、打たないよ!前は、どこでやったの?開業医?開業医は、すぐ注射打ちたがるんだよ!」
と、言われた。
首のレントゲンを撮って戻ると、また30分も待たされた。
その後、写真をみてから、先生の態度が少しだけ変わった。
「ストレート首だね!これだと、通常より肩凝りやすいし、頚椎の5番と6番が、少し変形してるね。病名で言うと、頚椎症というやつです。」
と言って、痛み止めと、筋肉弛緩剤を処方された。その後、何故、注射は打たないのか?という説明を少ししてくれて、
「どうせ効かないけど、効果1日でも良いから、打ってくれっていうのなら、打ちますよ。ただ、下手したら2〜3時間で、また痛みが戻るかもしれないから、お勧めはしないけどね。」
って、言われた。
そんな言われ方するのなら…。
どうせ効かないって、言われたら、ただじゃないし、打ちたくなくなる…なぁ。
だが、効かない痛み止め飲んで、仕事に出て、ちゃんと働けるのか?
散々、悩んだあげく、その先生のいう通り、注射は打たない事にした。
病院でちゃんと処方された薬なら、効きそうな気がするし…。
いや、きっと効くだろう…。
お願い!効いてください。
そんな気持ちで、おとなしく帰宅し、痛み止めを飲んでみたのだが。
結局、効かなかった。
そして、未だに痛みに耐え続けている、私の首、肩、腕…。

ずーっと、休み続けていては、収入減っちゃうし、有給使って、何とかしのいでみたけれど、もうこれ以上は無理…。
娘と二人の生活の為、身を粉にして働いて、結果、身体を壊して働けなくなり、前よりいっそう、借金が増えるという、恐ろしい顛末。
世のシングルマザー(ファザーもだけど)
大変だよね。
こういう時、パートナーがいれば、何とか相手の収入でやり繰りできて、本人も療養に専念できるし、早く治して、また元気に働かなくちゃって、思えるんだろうけど、シングルだと、自分が倒れたら、それまでだもんね。
心身共に痛手をうけてるのに、経済的にもやられちゃって、そこからなかなか、立ち直れない。
こんなお先真っ暗な感じの、年末年始を過ごした私の、今年1年。
どんな年になるのやら、先が思いやられます。
PS 頚椎ヘルニアは、20~30代の人に多く、頚椎と頚椎の間のクッションの役目をしている、椎間板が、飛び出してしまい、神経を圧迫して、痛みが出る病気ですが、頚椎症というのは、骨の老化により、頚椎自体が変形して、それが神経にさわって、痛みが出る病気です。
歳をとると、椎間板自体が硬くなったり、磨耗してなくなってしまい、骨と骨が直にあたるように、なったりするそうです。
なので、歳をとると、飛び出す程の椎間板はなくなるので、50~60代の人は、ヘルニアにはならず、頚椎症を発症するのだそうです。
だから、あの整形外科の先生、私の問診票をみて、すかさず、それ(頚椎ヘルニアと)、ちがうから!って、言い切ってたのね。納得…。
でも、ちょっと悔しい…。
yokomiなのでした。
