ある日の学童保育の一場面。
元気いっぱいの男の子たちに、ほうきを手に乗せてバランスを取るゲームを提案しました💡
よく小学生の頃にやる、あの遊びです笑


すると、4年生の男の子たちが挑戦。
「よし、じゃあタイムを計ろう!」

ほうきを手に乗せて、よーい、スタート‼️
最初はなかなか続かなかったのですが、繰り返しやっていく中で、こどもたちは次第に10秒、20秒…と記録を伸ばしていきました😳

野球が好きな男の子が、ついに1分超えを記録したあたりから、周りにいた女の子たちや、他の学年の子たちも集まってきました✨

みんなで一斉にスタート‼️
短い時間でほうきを落としてしまった子たちは、まだ続いている子たちを応援…と言いつつ、ギャグを言って笑わせにかかっていました😂

そんな応援?妨害?にも集中力を切らさなかった野球好きの男の子。もはや1分間という記録は単なる通過点となり、2分、3分…と、自らが出した記録を超えていきました😳

3分を超えたあたりから、周りの子たちも「これは邪魔してはいけないやつだ!」と思ったのか、ギャグで笑わせることをやめ、真剣に見守り始めました✨
また、元気いっぱいの男の子が、近づいてくる子たちに「おい、静かにしろよ」と声をかけて近くを走り回ることを制する姿も見られました。

「3分30秒!…3分40秒…」
私も、息を呑んで見守りながらタイムを計測。

ついに4分が経過‼️
他の遊びをしていた子たちも彼の姿を横目で見つつ、部屋の中には不思議な一体感が生まれ始めました。
そしてついに、彼はバランスを崩してほうきを落としてしまったのですが、その記録は…

「4分18秒25‼️」
「おぉ〜✨」
歓声とどよめきが起こりました😊‼️

この記録に触発されたのか、しばらくの間、何人かの子たちがほうきバランスゲームをして楽しみました☺️
こういう何気ない遊びの時間、そこで生まれる物語って素敵だなぁと改めて感じたような、そんな瞬間でした✨