先日、こどもたちとの遊びの中で、新しい遊びを発明しました‼️
きっかけは、自由に使える紙の在庫がなくなり、以前思いっきり秘密基地づくりをした時のダンボールが有り余っていたこと📦

「このダンボールを活用して、何か遊べないだろうか」と思い、閃いたのが、
「ダンボールを切って将棋のコマにしちゃえ‼️」
というアイディアでした💡

「将棋のコマ」というアイディアが生まれた背景には、その日、同じ施設の放課後等デイサービスのこどもたちが、進み方が描いてあるコマを使った将棋をしているのを見て「あ、これ、こどもの頃に実家にあったなぁ〜」と感じたことがあったのだろうと思います。


基本的なデザインは その将棋のおもちゃのコマと同じですが、「コマのデザイン(漢字やマークなど)や動き方をこどもたちが考えるようにしたい!」という思いのもと、アイディアを出しました😊

【基本の形】
中央に円があり、上下左右、右斜め上・左斜め上・右斜め下・左斜め下の8箇所に枠があるのが1つ分のコマの形😊
デザイン画なので、ダンボールではない紙に描いています。

中央の円には、漢字やイラスト、マーク、色などを描くことができます。
そして、8箇所の枠には、どの向きにいくつ分進むのかを矢印で書き込みます。


【コマを作る時のルール】
コマを作る時には、守らなければいけないルールが1つあります。
それは、コマの行動可能範囲を必ず8マス分にするということです。制約があることで、例えば「前後左右無限に進める」ことでゲームバランスが崩壊してしまうのを防ぎます。
↑例えば、普通の将棋の「王」では、このような進み方ができますよね。前・後・左・右・右前・左前・右後・左後の8マス分、それぞれ1マスずつ動くことができるよう行動可能範囲が設定されています。
↑オリジナルのコマ、「炎」
前に2マス、後ろに2マス、右に3マス、右上に1マスというように、8マス分の移動可能範囲を分配しています。
↑学童で歴史に興味がある子がいるため、この子をイメージしながら作った試作品、「真田幸村の家紋」。特に動き方の分配方法に意味はないですが、右に4マス、右上に3マス、左に1マス進むことができます。「いけ、幸村‼️」とか言いながら動かせるかも知れません^ ^

このように、共通のフォーマットのコマの型が複数あること行動範囲が限られていることで、「この条件の中でどんな面白い動きをさせようか」「ほかのコマとの兼ね合いで、どういう動きをするコマがあると良いか」などを自然と考えることができるようにしています😊

まだ盤もなく、テストプレイもしておらず、こどもたちにもそこまで浸透していないですが、これからこどもたちと遊んでみてバージョンアップさせていきたいです✨