前回のブログで、2つの異なるアイテムを組み合わせて行った実践の話を書きました📝

今回は、高校生〜大人あたりにヒットしそうなカードゲーム「横暴編集長」を使って友人と盛り上がった話を書きたいと思います😁
{7D3F5632-93D0-4D80-9D36-00CCC66F14EA}
まるで文庫本のようなパッケージですね📦
「鹿馬文庫」や「放談社」もツボです笑


どんなカードゲームなのかを簡単にまとめると、

小説や物語などのタイトルが、百人一首で言うところの上の句と下の句に分けられたカードがあります。
各プレイヤーは「編集者」となり、それぞれ異なる上の句のカードと下の句のカードを組み合わせて面白タイトルを作る、という画期的なカードゲームです✨


例えば…
「桐島、部活やめるってよ」と「イワンのばか」というタイトルが上の句と下の句で分かれた、「桐島、」と「部活やめるってよ」と「イワンの」と「ばか」のカードがあります。


あとは、最近乱用?している例の「アレ🖊🍍🍎🖊」と同じ要領です笑
ミュージック、スタート!

🎵I have a「桐島」〜、
    I have a「ばか」〜、

    Oh!
  「桐島、ばか」
…もはや単なる悪口ですよね💦笑



例えば、作ったタイトルについて1人30秒程度のプレゼンをし、投票か何かで「どの小説・物語を出版するか」を考えるゲームにしても良いですし、

「これは傑作だ!」と思うタイトルの中身を考えても良いですし、
遊び方がいろいろ広がりそうです😊✨


今回友人と行ったのは、山札がなくなるまでカードを引き、お互い自由にトークを交えながら面白いタイトルを交互に出し合うという遊びです😁
{28D655D2-53E1-4609-A744-532DBF09AC02}
↑こんな感じのタイトルが続々と出ました😁


・「陽気なギャングが仕事やめてくる」
…潔さが素晴らしいですね笑

・「ドリトル先生部活やめるってよ」
…おそらく生物部は廃部の一途を辿ることでしょう

・「人間病」
…人間であることが嫌になるんでしょうね。今日の日本社会において、流行りそうな病…なんですか?


さらに今回、「前に出したカードに上書きし、さらに面白いタイトルを作っても良い」というルールも自然に生まれました😊

例えば「陽気なギャングが仕事を辞めた後に、こうなりました」などとトークした後に、
「アフリカゆき」(「ドリトル先生アフリカゆき」より)と書かれた下の句のカードを出します。

「陽気なギャングがアフリカゆき」
…きっとアフリカ行きたくて仕事を続けてきて、お金が貯まったから仕事辞めたんでしょうね笑
ギャングを辞めるにあたり、一悶着二悶着あったんでしょうね〜

といった具合に。。
大喜利のようなイメージですね😁
こういうの、結構好きで得意だったりします笑
{14C97230-0679-4D0E-B3C5-22E38906AA9E}
上書きオッケールールを追加した結果、まさかの「鬼平シリーズ」が!

・「鬼平つかまえて」
…鬼平さん、なにかやらかしたのでしょうか笑

・「鬼平愛をさけぶ」
…「誰か助けてくださ〜い!」というか、是非とも鬼平さんを助けてあげてください😅

・「鬼平ロマンサー」
…なんのこっちゃ笑

・「鬼平異常なし」
…いやいや、もはや異常しかありません笑


そしてトドメが…
{31759941-3CD8-4466-963A-73948A32843A}
・「桐島ラリアット!!」
…清々しい響きです。きっと桐島くんの必殺技か何かでしょう笑

からの

・「日本衰退しました」
…いい加減、この国の現実を直視しないといけないようです笑


お互いに大爆笑しながら遊んでいるうちに、あっという間に1時間くらい経ってしまいました😁



少し真面目な話。
今回遊んだ「横暴編集長」というカードゲームですが、この発想を応用して、子どもと物語を創る実践ができそうな気がします^ ^

例えば「アナと雪の女王」と「となりのトトロ」を合体させた「アナとトトロ」だと、どこを舞台にした、どんな物語になるでしょうか。。

「花咲か爺さん」と「猿蟹合戦」を合体させた「花咲か合戦」では、どんな合戦が繰り広げられるのでしょうか…

タイトルだけではなく、「浦島太郎」の話の中にシンデレラを登場させる、なんかも面白いかも知れません✨

ジャンニ・ロダーリさんの本の中でも似たようなことが書かれていた気がしますが、
今あるものの中にある要素を分解し、新しく合体させることで、ワクワクが生まれるということがありそうです😊✨