前回のブログで、2つの異なるアイテムを組み合わせて行った実践の話を書きました📝
今回は、高校生〜大人あたりにヒットしそうなカードゲーム「横暴編集長」を使って友人と盛り上がった話を書きたいと思います😁
「鹿馬文庫」や「放談社」もツボです笑
どんなカードゲームなのかを簡単にまとめると、
小説や物語などのタイトルが、百人一首で言うところの上の句と下の句に分けられたカードがあります。
各プレイヤーは「編集者」となり、それぞれ異なる上の句のカードと下の句のカードを組み合わせて面白タイトルを作る、という画期的なカードゲームです✨
例えば…
「桐島、部活やめるってよ」と「イワンのばか」というタイトルが上の句と下の句で分かれた、「桐島、」と「部活やめるってよ」と「イワンの」と「ばか」のカードがあります。
あとは、最近乱用?している例の「アレ🖊🍍🍎🖊」と同じ要領です笑
ミュージック、スタート!
🎵I have a「桐島」〜、
I have a「ばか」〜、
Oh!
「桐島、ばか」
…もはや単なる悪口ですよね💦笑
例えば、作ったタイトルについて1人30秒程度のプレゼンをし、投票か何かで「どの小説・物語を出版するか」を考えるゲームにしても良いですし、
「これは傑作だ!」と思うタイトルの中身を考えても良いですし、
遊び方がいろいろ広がりそうです😊✨
今回友人と行ったのは、山札がなくなるまでカードを引き、お互い自由にトークを交えながら面白いタイトルを交互に出し合うという遊びです😁
・「陽気なギャングが仕事やめてくる」
…潔さが素晴らしいですね笑
・「ドリトル先生部活やめるってよ」
…おそらく生物部は廃部の一途を辿ることでしょう
・「人間病」
…人間であることが嫌になるんでしょうね。今日の日本社会において、流行りそうな病…なんですか?
さらに今回、「前に出したカードに上書きし、さらに面白いタイトルを作っても良い」というルールも自然に生まれました😊
例えば「陽気なギャングが仕事を辞めた後に、こうなりました」などとトークした後に、
「アフリカゆき」(「ドリトル先生アフリカゆき」より)と書かれた下の句のカードを出します。
「陽気なギャングがアフリカゆき」
…きっとアフリカ行きたくて仕事を続けてきて、お金が貯まったから仕事辞めたんでしょうね笑
ギャングを辞めるにあたり、一悶着二悶着あったんでしょうね〜
といった具合に。。
大喜利のようなイメージですね😁
こういうの、結構好きで得意だったりします笑
・「鬼平つかまえて」
…鬼平さん、なにかやらかしたのでしょうか笑
・「鬼平愛をさけぶ」
…「誰か助けてくださ〜い!」というか、是非とも鬼平さんを助けてあげてください😅
・「鬼平ロマンサー」
…なんのこっちゃ笑
・「鬼平異常なし」
…いやいや、もはや異常しかありません笑
そしてトドメが…
・「桐島ラリアット!!」
…清々しい響きです。きっと桐島くんの必殺技か何かでしょう笑
からの
・「日本衰退しました」
…いい加減、この国の現実を直視しないといけないようです笑
お互いに大爆笑しながら遊んでいるうちに、あっという間に1時間くらい経ってしまいました😁
少し真面目な話。
今回遊んだ「横暴編集長」というカードゲームですが、この発想を応用して、子どもと物語を創る実践ができそうな気がします^ ^
例えば「アナと雪の女王」と「となりのトトロ」を合体させた「アナとトトロ」だと、どこを舞台にした、どんな物語になるでしょうか。。
「花咲か爺さん」と「猿蟹合戦」を合体させた「花咲か合戦」では、どんな合戦が繰り広げられるのでしょうか…
タイトルだけではなく、「浦島太郎」の話の中にシンデレラを登場させる、なんかも面白いかも知れません✨
ジャンニ・ロダーリさんの本の中でも似たようなことが書かれていた気がしますが、
今あるものの中にある要素を分解し、新しく合体させることで、ワクワクが生まれるということがありそうです😊✨