母原病(ぼげんびょう)とは、日本の精神科医久徳重盛氏が1979年に発表した精神病の概念で、児童の身体的あるいは精神的な病気の多くは、母親の子供への接し方に原因があるとするものです。久徳氏は「登校拒否は母原病」と主張し、当時の多くの母親を「子供の問題はすべて自分が悪いのだ」と自責の念に駆りたてました。現在ではその説はほとんど事実上の説得力を持たなくなっているようです。
でも私は、長年行ってきた子供たちへの教育を通して、今、久徳氏の母原病を見直すべきだと考えてます。
http://www.kyutoku-clinic.or.jp/html/pab/chichi/chichi3.html