6月7日(火)、とちぎユースワークカレッジの学生及びスタッフとともに、福島県いわき市災害救援ボランティアセンターへ行き、泥出しのボランティアをしてきました。
小名浜永崎海岸沿いの国道15号線の側溝に溜まった砂を上げましたが、その量に驚きました。
道路は海岸沿いにあり、3~4メートルの高さの防護壁がありますが、その防護壁を乗り越えて波が押し寄せてきたことがわかります。
作業中、おばあちゃんが声をかけてくれましたが、話を聞いて驚いたことは、そのおばあちゃんは、1回目の津波で海の中までさらわれて行き、2回目の津波で戻されて命が助かったとのことでした。その助かった命の傍らで、多くの命が亡くなったことも事実で、残った命と失った命は正にほんの少しの違いが分かれ目となったわけです。話を聞く側としても辛いものでした。
作業中、道路を走るパトカーや作業車には、県外ナンバーのものが多くあり、各地からいろいろな立場から支援に来ていることが伺えました。
こうした時だからこそ、日本が一つになって頑張りたいものです。
被災地はまだまだ支援が必要です。
しかし、支援の形、内容は変わっていかなければならにとも感じました。