宇都宮市議会は、議員数を市民10,000人に一人を目安に定めていることから、現在50名となっています。法で定めた最大人数は56名であることからから、現在は6名の減となっていますが、他の中核市と比較すると議員数は多いと言えます。特に人口50万人以上90万人未満の中核市の中では、最も議員が多いことが下の表からも分かります。

現在、市議会内では各会派の代表が集まって、次回改選時(H23.4)の議員定数を議論しています。

会派別の提案を見てみると次の通りです。

 ・共産党議員会50(現状維持)

 ・民主市民連合48(2議席減)

 ・自由民主党議員会45(5議席減)


私は個人的には、下記の表から判断しても本市の場合、40~45人が妥当ではないかと考えています。

議会は、議案を審議する場であり、政策を議論する場です。そうしたことを考えればある程度の人数は必要です。その一方で、公費削減という点から議員削減は当然と考えますが、単に議員が少なければ良いというものでもありません。

私は、より少数精鋭での政策論議が必要と考え、上記の人数を提案しています。




人口50万人以上90万人以下の中核市

市名   人口  法定上限数   条例定数  法定上限数からの 議員一人あたりの

(法で定めた最大人数)(市が定めた人数)  減員数   人口

鹿児島市 603,216   56     50      6     12,064

船橋市  595,820   56     50      6     11,916

熊本市  677,375   56     48      8     14,112

相模原市 710,336   56     46      10     15,442

東大阪市 505,703   56     46      10     10,994

松山市  513,496   56     45      11     11,411

姫路市  535,968   56     43      13     12,464

宇都宮市 508,679   56     50      6     10,174