3月22日、高根沢町のげんきあっぷ村で栃木県倫理法人会主催の第2回弁論大会が開催されました。県内各地の倫理法人会単会代表11名による弁論が行われました。11名に先立って、高橋克法高根沢町長が「やっぱり行政は何もしない方がいい」と題して基調弁論を行いました。高橋町長は、県立宇都宮東高校の一つ先輩でもあり、親しくさせて頂いておりますが、町長の話はいつ伺っても、魅力的なものでした。

  さて、これまで中学校に勤務していた私は、「少年の主張」という生徒の意見発表の場をこれまでに毎年見て聞いてきていましたので、弁論大会なるものは、慣れていると言えるものでもありますが、この倫理法人会の弁論大会は、応援合戦もあり、それも採点の一部となることから、大変ユニークなものでした。

  自分の思いを周囲に伝えることは、意外に大変なことです。言葉で意思表示をする私たちですが、これがなかなか思うようではありません。時には、自分が思っていることと反対に理解されてしまうことさえあります。


「話すことは難しい」

このことを強く感じるこのごろです。