25日(月)、JICA(独立行政法人国際協力機構)主催事業の「青年研修事業」で、イラクの行政視察団が宇都宮市を訪れました。これは私がかつてJICAの青年海外協力隊に参加したことから、視察団の受け入れ要請があったものです。
午前中、議会棟で宇都宮市議会の概要説明、宇都宮市の概要説明、その後市職員との意見交換、「私の国際交流活動」と題して私のアフリカでの協力隊活動の紹介とその後の取り組みなどを話させていただきました。午後は、議会棟、庁舎内見学、市内視察として大谷資料館、クリーンパーク茂原を見学しました。
視察団の方々の熱心な視察に驚きました。特にクリーンパーク茂原では、消却ゴミ処理施設を見学しましたが、質問の連続で職員の方もその説明に苦労されるほどでした。また、午前中の市職員との意見交換の場では、「道路は市でつくることができるのか」「市長、議長、副議長はどうやって選ぶのか」「市長は部長を辞めさせることができるのか」「予算の財源はどこからでるのか」などといった質問がありました。
国が違えば、私たちが当たり前と思ってそれほど意識しないでいることさえもまったく異なります。そうした質問を聞いて、反対に私が考えさせられました。