参議院選挙は予想されたとおり、自民党の大敗となりました。

私は、開票当日、立会人として市体育館にいましたが、開票結果そのものよりも、そうした風景を見るのが初めてで新鮮でした。「すごいなあ」の一言が感想です。約500人の従事者がテキパキと作業をこなしていきます。その全体を統率する管理者がいます。管理者の指示で、タイムスケジュール通りに作業が進みます。従事者はただ黙々と作業を進めていきます。

これって、学校で私たちがこれまで指導してきたある種の形に似ていると感じたのは私だけでしょうか。でも、今、学校現場では、この形が否定されています。個性の尊重、個に応じた指導・・・etc。そのことを決して否定はしませんが、学校現場はある意味、あまりにもそのことに偏りすぎていることも事実です。そのために全体のバランスが崩れています。でもそのことをいうと、その先生は極右的、全体主義者のように扱われ、はじきだされます。何か変なんですよね。

市職員の方々の統率のとれた、スムースな作業風景にただただ感心しました。

選挙の結果は、当然とも思われます。首相は居残るとおっしゃっているようですが、そのこと自体が既に国民の声を聞いていないと私は思えます。あれだけ各大臣の不祥事がありながら、「法律上問題ない」とおっしゃってきた方です。どうして「ダメはダメ!」と言えないのでしょうか。わからないなあ・・・。学校という純粋な場に25年間も身を置いてきたから私には分からないのかもしれません。が、やっぱり分かりません。

それからもう一つ。自民党から比例代表で推薦している「ヤ〇〇ー先生」なる人がいましたが、現場で25年間、主に生徒指導に関わってきた私としていうなら、彼を学校現場の代表として自民党が推薦したとするならば、所詮自民党は学校に関して、先生に関してその程度の理解しかないんだなとあらためて思いました。自民党の学校への理解はこの程度なのかなあ・・・。

「自民党を変えよう!」そう思うのは私だけですかね。「それならば民主党へ行け!」なんていう人がいるかもしれませんね。でも、民主党は、あの「〇教組」ですから・・・。彼らはちょっと違いますよね。機会があれば大いに議論してみたいです。私は、〇教組でも全日〇連でもなく、学校現場のたくさんの生徒と保護者の方々に支援いただいた代表ですから・・・。