『わからないから生きる』
私は2020年8月6日午後5時40分に
青信号を渡り始めた時
赤信号を無視して直進してきた
バイクにはねられました
その瞬間の出来事は一日たりとも
忘れた事はありません
近づいてくるバイクが視野に入ったとき
心の声が 魂が叫んだのです
『死にたくない』
『今じゃないんです』
それから、私はやり残した事は何か探す旅を始めました。そしてそれが何か、昨日わかりました。チームの仲間からの言葉「ぶつかった瞬間に脳裏に浮かんだ事が、やり残した事なんじゃないですか?」
ぶつかる瞬間、私の頭は真っ白でした。
びっくりするほど空っぽでした。
真っ白な空っぽな脳ミソ状態で、
神様にただただ懇願していました。
私が命に執着したのは
やり残した事があるから。
やり残した事は、
わたしがなんのためにうまれて
なにをしてよろこぶのかしらない。
わたしは自分の事を知らない
何一つしらない。わかってない。
自分のことだけじゃない
なんでも分かったふりをして生きていました
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なんのためにうまれて
なにをしてよろこぶ
わからないままおわる
そんなのはいやだ
いまをいきることで
あついこころもえる
だからきみはいくんだほほえんで
そうだうれしいんだいきるよろこび
たとえむねのきずがいたんでも
ああ、アンパンマンやさしいきみは
いけ、みんなのゆめまもるため
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私は今を生きたい
生きてその喜びを知りたい
魂がそう叫んでいます
そして私は、
いつかアンパンマンになりたいです。