
先週末、実家の父の四十九日と納骨がありました。
亡くなったのは2018年の12月でした。
私の実家は雪深いところなので、一般的に納骨は春になってから行います。四十九日については、先に行うこともあるようですが、父の場合はどちらも4月に行われました。
かれこれ四ヶ月間、父は実家の床の間の祭壇に居てくれました。きっと居心地が良かったのではないかと思います。
私たち家族は『こんなことをしてあげたら良かった』という気持ちが残っていたのも事実です。でも、父がしばらく実家にいてくれたから、帰省した際にお線香をあげ、お茶やご飯をお供えすることができました。
この四ヶ月間は、母も以前とは違う形での、二人暮らしを満喫したのではないかと思います。
父は生前、私が伝筆講師になったことを報告すると、とても喜んでくれていました。伝筆1000枚チャレンジをしていた時、新しいデザインは一番に父に送る事にしていました。それを嬉しそうにゆっくりと眺めていたと聞いていたので、『いつか開催したい』『三年後かな?』と思っていた小千谷での開催を、父に背中を押してもらったような気持ちで思いきって決めました。
いつも、参加者のあてもなく講座を企画するので、今回も生徒さんが来てくださるかドキドキしていたのですが、心のどこかで、『きっと父が見守ってくれている』と安心しているところもありました。
心の優しい受講者様に囲まれ、私自身が学ぶところの多い講座でした。無事に開催できましたことを心から感謝しています。
5月も小千谷にて開催をしております。
板橋区での開催と合わせて予定をお知らせいたします。
どちらの講座も例えお一人でも受講を希望してくださるのなら、とても嬉しいです。伝筆は体験してみて、その良さを分かっていただけます。是非ご参加お待ちしております。
『伝筆体験セミナー in 板橋』
板橋区大山駅 板橋区役所前駅近く
日 程:5月25日(土曜日)
一斉にスタートします。
場所: 板橋区立グリーンホール501
『伝筆体験セミナー in 小千谷』
日 程:5月19日(日曜日)
時 間:午後1時 ~ 2時半
(約1時間半)
一斉にスタートします。
場 所:小千谷市総合産業会館
サンプラザ 和室
新潟県小千谷市城内1-8-25
受講料:3,500円
(1,080円の筆ペン1本プレゼント付)
持ち物:A4用紙10枚位
(裏紙可、手ぶらでOK)
講 師:一般社団法人伝筆協会
認定講師 萌々乃庸華