
すっかり、日常生活に戻り慌ただしい日々となりました。今日はそんな中、午前中に中学校の文化祭に行ってきました。文化祭というと、通常は美術や書道の作品の展示をイメージしがちですが、娘の学校は午前中が合唱コンクールで午後が文化部のステージ発表になります。本当は午後の吹奏楽部のステージも観たかったのですが、スケジュールの都合で午前のみ鑑賞しました。
透き通る歌声に心が揺さぶられる様な時間でした。やっぱりライブがいい。音は振動するし、感動は皮膚でも感じます。
全ての学年の発表が終了後、現役オペラ歌手で音大で教鞭をとっていらっしゃる先生を外部からお招きし、講評がありました。「その学年でやるべき事がきちんとなされている。1年生は自分のパートをしっかりとこなす。それが全体につながっている。2年生は自分のパートの役割に加え『こうなりたい』と挑戦していく気持ちがあらわれている。3年生は直前まで練習をする姿から気合いが感じられ、1年、2年での積み重ねの、集大成としての意気込みがあった。」まとめるとその様に、聞き受け止めました。積み重ねという言葉の深みが心に残りました。
また、合唱を支えるピアノ伴奏者の生徒達の責任と重圧は相当のものだと思います。あれだけの大ホールで大勢を前にピアノが弾けるというのは、それこそ一つ一つの技術の積み重ねの賜物です。バレエ鑑賞する際も、毎回同じ気持ちになります。練習という階段を登ってたどり着いた技術は絶対に裏切らない、そしてだからこそ万人ができる訳ではなく階段を登った人にしか出来ないものなのだと。
帰りに板橋区文化会館事務所に立ち寄り、伝筆体験セミナーのチラシの補充に行ってきました。20枚のチラシが既に無くなっていたので、今日はサンプル葉書付きの特別バージョンのチラシを10部置いてきました。手続きの最中に係の方と講座の内容についてお話していたら、『あちらにポスター貼れますよ。』との新たなご提案をいただきました。
これまでを振り返ってみると、会場は自宅からスタートし、現在は文化会館の会議室を定番にしています。チラシも置かせて頂けるところが徐々に増え、会場の文化会館様、大山駅前のマルジューベーカリー様、ハッピーロード大山の竹屋文具店様、100円ショップ シルク様に置かせていただいています。
いつの間にか、振り返ってみると少しずつ自分の半径が広がり、1歩ずつ前に進んできていると実感しています。何事もいきなり3年生にはなれない、1年生から積み重ねがあるから成長なんだなぁと改めて思います。
私は生徒さんに、『筆ペンで日常に彩を』手軽に取り入れてほしいと願って伝筆講師をしています。素敵な時間と空間の講座を提供できる様、これからも地道に1歩ずつ歩んでいきます。
【伝筆体験セミナー開催】
11月17日土曜日午前10時~
板橋区立グリーンホール501
12月1日土曜日午後1時~
板橋区立文化会館第2会議室
お日にちお選びください。
お申し込みフォームはこちら↓