
よく見るこの美しい風景。
台湾の台北から車で1時間、山の上にある九份という所です。
長女との二泊三日の母娘旅行だったのですが、『台湾に行ったら、受験勉強頑張る!(九份に、行きたい!)』と言われて決定した旅行なので、宿泊したホテルは、台北から九份行きが出ている駅に決めました。初日に行くはずでしたが、お天気が悪く2日目の夕方、いよいよ九份へ。バスに乗り、1時間。九份でバス停を降りてからてくてくと竹下通りの様なぎゅうぎゅうの道を歩いて行くのですが、な、な、な、何と、その中、トラックが山に登っていくのです。しかも、納品の為にちょいちょい止まる。『納品、午前中にすればいいのに。。。』というのは時間にあくせくしてる日本人の考えなんですよね。あんな人混みの中、トラックを運転して事故にならないなんて!と、逆に感心しました(笑)
やっとの事で、名所に辿り着くのですが意外とほんの1画で、日没後を撮りたいという娘の希望で夕食をとって待つことにしました。
ここからが、サバイバル。
最寄りのバス停に向かいます。ま、凄い行列。しかし待ってもバスが来ない。やっとの事で来たバスに乗り込もうとすると運転士が「No台北!」なのでやめる。次のバス、台北行き!「満員」止まりもしない。この「満員」を見た時に「これは、ここにいても乗れない。しかもタクシーの客引きは1人300元。夕食で使い込み手持ち500元しかない。一つ前のバス停まで戻るしかない!」と決断しました。長女は「え?あの人混みの道をまた同じ時間かけて?」と言われましたが、なんでしょうね。私の本能です。人混みの道ではなく、地図に載ってないような道をショートカットで入ることにしました。人もまばら。電灯も暗く。挫けそうでしたが、どうしても帰るんだという信念です。(というか、小籠包やらあれこれ観光地価格で食べなきゃタクシー載ってた😭)。道が開け、一つ前のバス停付近まで辿り着いた時は感動すると共に、およそ100人待のバス停に仰天しました。結果最初のバス停から最終的に台北行きのバスに乗れるまで1時間かかりましたが、無事にバスでホテル近くまで着いて良かった~☺︎
色々起きるけど、今思えばそれも楽しい思い出の一つです。