新千歳空港には9時25分に着いた。飛行機は満席、中4人席の中側で出ずらい。トイレは我慢だ。初日の目当ては大雪山の主峰・旭岳ハイクで”カムイカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)”と言われる場所を歩く。旭川を目指して観光バスは走る。ロープウェイ山麓駅の駐車場(1100m)にバスを入れ、ロープウェイに乗り、14時40分に「姿見駅」に着いた。色づき始めた山容を眺める。標高は1600m。旭岳の標高は2291m、道内一である。登山ではなくハイキング用に姿見コースの遊歩道が整備されており、一周1時間程度。専門のガイドさんと一緒に左回りで歩く。旭岳の裾野には噴煙が立ち上る。3000年前の噴火以来の姿。赤い絨毯はチングルマ。綿毛は飛んでほとんど残っていない。キバナシャクナゲの葉はあったが、花は季節外れ。コースには池が3つ、すり鉢池・鏡池・姿見の池が並ぶ。姿見の池に旭岳の雄姿が映る。紅葉と言っても赤、黄、緑が織りなす色づく山である。天気は快晴。ぐるっと回って、姿見駅から16時10分に下山。層雲峡の宿には18時半に到着した。
すり鉢池。
夫婦池とも。 姿見の池。



