どうせ上野に出かけるのだから、「国立西洋美術館」の”プラド美術館展”も鑑賞してこよう。観覧料は1600円であるが事前に金券ショップで若干安く手に入れた。プーシキン美術館と違い、それほど混んではいなかった。お目当てはベラスケスである。西洋絵画史上最大の画家の一人である。副題は”ベラスケスと絵画の栄光”となっている。スペインのマドリードにある美術館でスペイン王室の収集品をもとに開設をされたもの。今回、70点の内、ベラスケスは7点出展をされた。立て看板は”王太子バルタサール・カルロス騎馬像”である。ベラスケスは時の国王に気に入られ宮廷画家として多くの作品を残している。地下から入り、1階に上がり、また地下に戻るコース。カルロスの騎馬像は1点だけ特別展示。じっくりと眺める。
ベラスケスの他の画家と絵は、フランドルの巨匠ルーベンスの”聖アンナのいる聖家族”とヴェネッツイアの巨匠ティツィアーノの”音楽にくつろぐヴィーナス”であった。
なお、ベラスケスの7点は、下記写真で左から”東方三博士の礼拝”、”メニッポス”、”狩猟服姿のフェリペ4世”、”カルロス騎馬像”、”バリェーカスの少年”、”フアン・マルティネス・モンタニュースの肖像”、”マルス”である。
看板はカルロス騎馬像、5,6歳か。
7作が並ぶ。

