暑かった夏、これを乗り切らなければ18歳はこないと思っていたけど、見事乗り越えてくれました。
勿論捨てられたおみかんちゃんの正確な誕生日はわかりませんが、生後2か月くらいで市内のペットショップの前に捨てられたことを考えるとおそらくこの辺だろうと、誕生日を設定しました。
生後4か月くらいなのに大きさは2か月くらいしかなく、耳の先と肉球全部にしもやけを作っていたおみかんちゃん。
当初4匹の子猫が一緒に捨てられてそのまま外に出しっぱなし、近所の人が不憫に思い2匹引き取ったけどどうにかならなかと相談に訪れた経緯を見ていた人がウチに連絡くれました。見に行ったら大きなネズミ捕りみたいなかごに2匹入れられうずくまっていました。近づくと「出せー!出せー!!」と2匹で大合唱。応対してくれたおそらくアルバイトの女性は「やっとここまで慣れたんですよ」というが胸の内で「違う!!!出してくれーと叫んでるのに」と思ったものでした。
その時家には菜々子がいて3匹飼うのは無理だと思ったので、泣く泣くオレンジ色の子をもらってきました。「皮膚病かもしれないから」と無料でした。
すぐに菜々子姐さんが面倒見るようになって、思い出すのは置いてきたもう1匹。1週間後夫が見に行って、その子がもういないのを確認してきました。「きっと誰かに貰われていったんだよ、そう思うことにしよう」と言いました、だよね、そう思うしかないもんね。
そして18歳になりました。少し耳が遠くなり頑固になり、でも食欲はちゃんとあり便秘も解消しました。去年は菜々子姐さんが亡きあと、寒い夜は強引に私の布団に入ってきたりしましたがこの冬はどうなるだろう、年末の合同誕生日会には参加できるだろうか、新しい年を迎えられるだろうか。
お母さんは今日もおみかんちゃんが好きそうなご飯を買いに行ってきますよ。
寒くなってきて段ボールハウスから引っ越してきました。