混ぜ寿司作りました。

昔会社の先輩が教えてくれた「何もないときに重宝する簡単お寿司」。すし飯に(玄米ですが)キュウリとハムの千切りを混ぜるというもの。これに何か汁物とお漬物でもあれば立派な1食になると教えてもらい、以来好きなメニューの一つです。ただ今回家にあると思ったいたハムがなくて、仕方なくカニかまぼこを細く割いて入れました。それに自家製紅ショウガと錦糸卵、海苔、これで5目。

お盆でもお彼岸でも入りは五目、中日はうどん、開けは団子、とこちらでは言われて年に3回は料理に追われる季節で大嫌いでした。特にお盆は3日しかないし、夫の姉たちが来るときは朝から立ちっぱなしでてんぷらを揚げたものです。精霊棚を作るのも面倒だし、うどんはどこそこの!と指定されて、下手すると勝手に注文までされました。本当にあの人たちと縁が切れてよかったと思います。

副菜はタコの柔らか煮。珍しくタコが安かったので買ってきました。

タコは弟が好きでなぜか「タコは疲労回復に良い」と信じていてよく食べました。好きなのはビールで柔らかく煮るもの。ちゃんとしたビールでなくても第2でも第3でも、なんならノンアルコールでもビールテイストの飲み物で1時間くらいコトコト煮るだけです。要は炭酸が重要だと思うのですが、ただの炭酸水で煮たら味が足りませんでした。タコの持つ塩味とビールの風味でちょうどよい味になるようです。

そしてハチ王子にはお花。

花屋さんに行ったらお店の隅に処分品として置いてありました、300円!思わずそれください、と言ったら「もう捨てるものだからよかったらどうぞ」とタダでいただきました。スプレーバラとでもいうのでしょうか、小さな花がたくさんついた枝が何本も。それを全部短くカットして色が変わった花びらも全部取り除いて、ハチが使っていた水用のスープ皿に入れました。

一晩たったらだいぶ痛みが見えてきましたが、まあ、明日までは持つでしょう。

ハチ!ケチでごめんよ~。