火曜日の朝、掛け布団をめくったらベッドの真ん中にこれが落ちていました。

????と拾い上げたらどうも歯のよう。私の歯ではないのはよくわかる、すると後は猫の歯?

ベッドの真ん中で寝るのはハチ王子だけ。そのハチはウチに来た時から口臭がひどく、獣医さんにも見せたのですが「歯茎が全部赤くなってる。歯の問題もあるかもしれないけど、もしかしたら猫エイズかもしれない。検査してみたら?」と言われました。しかし、保護者であるデジヲはうん、とは言わず、苦楽を共にしてきた自分の息子とも言えるハチがエイズなどと診断されるのが怖かったのではないかと思います。それにその保護者も同じような状態で、よくもまあ似た者親子だと思ってました。

その時は獣医さんに薬というかサプリメントというかいただいて、つけたのですが、2回目からは頑として口を開こうとしません。ちょっと指先についたその薬をなめたら、まあああああ!苦いのなんのって!こりゃ猫に我慢せよ、というほうが間違ってます。先生にもその旨伝えましたが「あれ?そんなに苦いの!」だって結局他人事(猫事?)

話戻って、抜けた歯にしては歯根がないし、寝ているハチの口の端を開けてみたら、やはりハチの左下の犬歯でした。猫なのに犬歯とはこれいかに?

以前死んだトマトが歯根膿瘍になって顔がはれてしまったことがありました。歯の根っこに膿がたまりそれが目の下の頬にたまってしまったのです。何回か医者に行って切開して膿を出したのですが繰り返すので、入院させてやはり犬歯を抜いてもらいました。先生は「多分この歯だと思うけど、抜いてみなきゃわからないんだよね。レントゲンも取れないし・・・・」と言っていましたが内心(どうせ麻酔かけて抜くんだから麻酔かけてからレントゲンとりゃいいじゃん!!)と思いました。前に同じ症状で歯を抜いたけど間違っていた、ガハハと笑っていた先生、先生もなくなっちゃったけど、うちの猫も犬も全員お世話になりました。

そしてハチはおとといちょっと物憂げにしてましたが、熱もなく、口元に黒毛和牛のチュール(!)を持っていったら普通に食べました。

やれやれ・・・・・