デジヲが入院してまもなく「クリント・イーストウッド死んだってよ」というのでびっくりしてその場で色々検索したのですが、そんなことは何も出てこず、代わりに出てきたのがこの映画の事でした。デジヲはいったい何を聞いてそんなことを言い出したのか、謎です。
そんなわけで見てきました。一番最後に「(どこかの)新聞記事による90歳の運び屋に着想を得た」と出てきます。
背中を丸めてすっかり枯れたイーストウッドさんがいいです。ジャズやカントリーを聞きながら歌いながら、安全運転でヤクを運ぶ。1回運んだだけで、オンボロのフォードのトラックがピッカピカの新車になります。
南部に入ると未だに残る人種偏見もなんのその。ひょうひょうと自分のお仕事をこなしていきます。
そこで思い出したのがSさん夫妻が3か月アメリカに滞在した時の事。お世話になったミッシェルのお母さん、80歳は過ぎているご婦人のお言葉。Sパパさんが「毎日運転するのですか?」と聞くと「Yes,every day,everywhere」と答えたそうです。75になったら運転やめようか?いや70の方がよかないか?などと悩む自分が恥ずかしくなります。
毎日運転できるように少しは頑張らないと!
アンディ・ガルシアが「マンマミーア」以来またまたわからなくて、家に帰って検索しなおす始末。しっかりせいよ、私!
映画は最後ひどいことにならなくて良かった。