私にはこの映画を評論することはできません。
主演のダニエル・クレイグのほかは誰も知らない俳優ばかりの(あくまで私にとっては、ですが)地味な映画を上映してくれただけで感謝です。今週で終わりですけど。
実話の持つ圧倒的な迫力、戦闘シーンは画面がドキュメンタリータッチになるので、よりその迫力は増します。
ナチスに迫害されるユダヤ人を救った人として有名なのはオスカー・シンドラー、これはドイツ人、日本人外交官の杉原千畝、そしてこの映画の主人公はベラルーシのユダヤ人4人兄弟です。その三男のセリフが胸に残ります。
「神はモーゼのために紅海を裂いた。奇跡を起こした。しかし我々には奇跡は起こらない。自分でおこすのだ」