
コレが実話だとは知っていましたが、あまり知識がなかったのでタイトルの意味がわかりませんでした。ダイバーが事故にあって体が不自由になったのかと・・・・・
見て初めて意味がわかりました。
感動した、とか深い感銘を受けた、などという薄っぺらな言葉だけでは表現できません。場面の多くが、左目を除いて自由を失ったジャン・ドーの目線であらわされます。角膜の潰瘍を防ぐために右目を縫い付けてしまう場面などは、もしも自分が、と思うとぞっとします。
体の自由は失ったが、記憶と想像力だけは残っている、と想像の旅にでる主人公。そんな状態で、瞬きだけで本を口述(?)し、またそれを文章にした秘書とも言うべき女性の努力に敬意を表する。
父親役のマックス・フォン・シドーがすばらしく、電話で直接息子と話せない悲しみをよくあらわしていた。
聖地というのでしょうか、ルルドの町がまるで日本の温泉街のように見えたのは、私だけでしょうか。
いつぞや映画館で火事騒ぎがあったときにもらったポップコーン無料券を使ってきました。御馳走様!