連休を利用して、広島へ行ってきました。
去年の暮れに初めて広島へ行き、平和記念公園でショックを受け、ぜひ資料館を見たいと思ったのですが残念ながら暮れのお休みでした。それ以来資料館を見学したいと、夫ともども思い続け、今回実現しました。
1泊だけで本当に資料館を見るだけ、ついでにお好み焼きや牡蠣を食べてこよう、と新幹線の往復とホテル1泊朝食付きがパックになっているのを利用しました。個人でチケットを購入して日帰りするより安い!猫さんズにはお留守番を頼みました。

朝から本当に良い天気。
昼過ぎに広島に到着して、まず牡蠣フライで腹ごしらえ。
駅前から3両編成のカッコイイ路面電車に乗って原爆ドーム前へ。よく揺れるし次の停留所までの間隔が狭いので、あまり乗り心地はよくありません。しかし、市内は150円均一で、私たちと同じようにるるぶを抱えて、一日乗車券を持った人もいました。
ほぼ一年ぶりの原爆ドーム。今回は近くで周りを1週してよく見ました。

意外に外国人の姿が多いことが印象的でした。
次に資料館。大人一人50円、てそれでいいの?って感じです。

コレは入り口でいただいたパンフレットです。少々わかりにくいのですが、この写真は原爆投下後の広島市内のジオラマです。わずかのコンクリート製の建物のほかは何もありません。そして上の赤いボールが原爆の爆発地点です。実物を見てみると悲惨さが伝わってくるようです。
私の父は中国で終戦を迎え、秋に帰国しました。そのとき列車で広島を通ったそうですが、それこそ「ナーーーーーーーーーーンにも無かった」という言葉がいまさらながら思い出されます。
人の影が映った石段。のどが渇いたと、自分の傷口に口を当てて、膿をチューチューすった少女の話。被爆者が後に描いた絵の中に、叔父さんを探しに行ったら、家のあったところに仁王立ちした白骨死体があったそうです。「おーおー」と手を差し伸べたら白骨はガラガラと音を立てて崩れ落ちた、などと悲しくて怖くて涙も出ませんでした。英語やドイツ語や韓国語や中国語の人たちも言葉少なに見ていました。
いけません!こんな事はいけません!!

そして夜はお好み焼き。今回は繁華街にあるお好み村というところに行ってきました。さてどのお店にしようかな♪なんて歩いていたら、まだ客が一人も入っていないお店の御主人と目が合ってしまいました。
そこでお勧めのお好み焼きと、ねぎ焼きと牡蠣の鉄板焼きを半分ずつしていただきました。おいしかったぁ・・・・・・
また食べたいなあ。

そして翌日もみじ饅頭を買って、3時ごろには家に着きました。
猫さんズはちょっと隠れていましたが、すぐにいつもどおり。これからはこういう1泊の気軽な旅行が増えていくと思います。