確かに宣伝にあるように、主人公のエリカの気持ちはわかる。私もあの立場だったら同じようにしたいと思うだろう。しかし、それはいけないこと、合法ではない。
恐怖から違法な銃を手に入れ、思わず撃ってしまう、それがエスカレートしていく状況は理解できるような気がする。しかし、最後はどうだろう、ちょっと疑問が残る結末ではある。
以前はこういう話はアメリカだから、と思ったものだが、昨今では日本でも普通にある。何にも悪いことをしていない善良な市民が簡単に殺されてしまう。私は飲酒運転も殺人だと思っている。遺族の立場からしたら復讐したい、と思うのは当然の心境だと思う。
決して対岸の火事と思えないところが怖かったです。
今日の映画館は観客が最悪。前の若い女性の二人連れはずっと話ばかり。何度うるさいといっても知らん顔。後ろは咳払いの若い男。これは上映前につれの女性と話しているとき、一言ごとに咳払いをしていたから、病気か癖なのでしょう。でも彼は映画の音が大きいときにまとめて咳払いしている印象で、気をつけているのがわかる。少し離れたところではマジックテープをベリベリはがす音。ぶるぶる震える携帯の音。映画館はポップコーンを売るのをやめて欲しい。この世の中にもうモラル、なんてもんは無いですね。
映画が終わって立ち上がるとき、前のおしゃべりネエチャンたちの耳元に「うるさくてしょーがねえ!」とささやいてあげました。言葉が理解できるかどうかわからないけど・・・・・