面白い!などと簡単に言ってしまうのが申し訳ないような映画でした。
3時間ちょっとという長い上映時間が少々心配だったのですが、中だるみもなく丁寧で手堅い演出で、飽きることなく最後まで見ました。
「冗談のわからぬ無口な男」をマット・デイモンが好演と言っていいのか。
自殺した父親の教えを胸に生きてきたエドワードが、結局自分も自分の息子を傷つけてしまう。国のために息子の花嫁を死に追いやる、そのつらさ。でもそれは息子のためであったかもしれない。
父親の遺書を初めて読んで、それを燃やしてしまうエドワードに何か覚悟のようなものを感じました。