このタイトルをつけた監督の思いはわかるような気がします。しかし、問題は言葉だけではないでしょう。皆それぞれ自己主張ばかりして、波風立てて・・・・色々考えさせられます。
気になったのは日本の高校生の会話です。オスカーにノミネートされてすっかり有名になった菊地凛子扮するチエコのことを「彼女、一度も男とヤッタことがないからいらいらしてるのさ」チエコは「あんたの親父とヤッテ満足するよ」少々うろ覚えですが、いくら好奇心の強い女子高校生でも、日本人はこういう会話はしないでしょう。
モロッコで撃たれてしまうケイト・ブランシェットとその夫ブラッド・ピットの子供二人が、メキシコ人不法就労者の乳母と、英語とスペイン語で会話するのが面白かったです。