効率のよい練習とは? | ピアニスト木田陽子のブログ

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兵庫県在住のピアニスト木田陽子のブログです。演奏活動のお知らせなど、マイペースで更新しています。また、レッスンも積極的に行っています。こんな時代だからこそ、音楽を通じて心の豊かさを日々の生活に取り入れませんか?心を込めてお手伝いします。

私が考える、効率のよい練習とは?

 

ひと言でいえば、集中力が続く間だけ練習するという方法です。

 

一般的に言われている説からすると、人間の集中力は15分程度。自分でも、本当にそうだなぁ…と思います。

 

そして集中力が続いているあいだに、どのように練習するか。これが重要です。

 

…でも、これが究極に難しいのです💦

 

ある曲のなかで技術的に難しいところがあるとします。

自分にとって何が、どのように難しいのか、考える。

この時点で《15分集中練習》は始まっているのです。

そして、最適な解決方法を考えて、試す。

●遅めのテンポで弾く。

●だんだん速くする。

●リズム変えをして弾く。

などなど。

こうして弾いているあいだも、問題解決に向けて常に意識を集中させる。よく聴く。音楽的な観点も忘れないようにする。(フレーズの区切り方、和声の進み方、強弱など、挙げたらきりがありません。)

 

このように練習していたら、15分経ったらクタクタになります。

…あ、私の場合はね。

ですから15分経って集中力が切れたら、気分転換します。歩き回ったり家事をしたり全く別のことをすると、また次の15分間を集中できます。

 

 

一方、上記と同じメニューの練習内容で、意識は上の空で手と指だけ動かしていたとします。

この場合、たいがい音楽的な観点は忘れられています。

不思議なことに15分なんてあっという間に過ぎていきます。

同じメニューを1時間も練習したら、たくさん練習した気分になります。上達したはず!と思えます。

 

しかしながら、どちらの方法が確実に上達するかと言うと、絶対に前者の《15分集中練習》なのです。


あくまでも私個人の経験です。統計を取ったわけではありません。でも、古屋晋一さん著「ピアニストの脳を科学する」に同様のことが書いてあり、実験と統計分析から証明されています。

 

ですから、私はレッスンで〈自宅での練習方法〉を説明するとき、いつも「短く区切って」「集中して」「よく聴いて」練習するようにお伝えしています。

 

 

 

 

 

ここで厄介なのが、後者の方法でも「ある程度は」上達する、ということです。つまり反復練習をしていれば、意識を集中していなくても身体が勝手に動くようになります。

私も以前はそうでした〜!今でもそんな時はありますよ〜!!

このような練習方法が、ある意味では「一般的」なので、「ピアノは長時間練習しないと上達しない」という先入観や固定観念があるのかなぁ、と思います。

 

 

イマイチまとまりのない記事になってしまいました。

以上、私が考える効率のよい練習について書いてみました。

 

 

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