あいにくの雨でしたが、盛会のうちに終了しました。
ラヴェルの声楽曲ではフランス語の歌詞に合わせて字幕を表示していました。外国語の歌を演奏するにあたり、聴き手に歌詞を理解していただくのはとても大切だと思います。
今回はスクリーンの位置が高めだったので、お客様の視線が演奏者と字幕を行ったり来たりして、演奏を聴くことに集中出来ないのではという課題も指摘されました。
なかなか、皆が納得する方法を見つけるのは難しいですね。
この他にベートーヴェンの「運命」を2台ピアノ6手に編曲したもの(間宮芳生編曲)を演奏しました。第1ピアノは連弾、第2ピアノはソロです。先輩方の金澤佳代子さん、本家規代さんとの共演で、私は連弾の低音部分担当でした。演奏したのは有名な第1楽章のみでしたが、ベートーヴェンの交響曲を演奏する機会なんて滅多にないし(ピアノ用にたくさん編曲されているんですけどね)、とっても楽しかったです。
その他、プログラムにはベートーヴェンのピアノソナタあり、ヴァイオリンソナタあり、ラヴェルのピアノソロ曲あり、と盛りだくさんなコンサートでした。
そしてフィナーレは出演者全員でラヴェルの「ボレロ」!!
2台ピアノ8手、ソプラノ2人、ヴァイオリン、指揮、譜めくり。
大いに盛り上がりました!!!
スタンディングオベーションでしたよ。
そして毎度のことながら、朝から夜まで不在のあいだ、子守をしてくれた夫と義両親に感謝です。子供達もいい子で待っていてくれました。
さて、次のコンサートへ向けて始動!