序盤は大人と子供は別に振り付けやステージングを受けていたのだが、最近は合流しての稽古も多くなってきた。
振りや芝居を頭と身体に叩き込んだ後は、稽古で回数をこなして慣れるのが、大人はもとより子供達にも一番大切だと思うので、ここから先はどんどんシーン毎に通して行くことになるだろう。なにしろ、子供達は、ダブルだったりトリプルだったり、それ以上だったりするのだ。そう考えると、時間はいくらあっても足りない。
昨日は、とある芝居のシーンを稽古した。映画で観ても毎回うるっとしてしまうシーンだ。
歳をとって涙腺が緩くなったせいか、演りながらうるうるしてしまった。
昔からOne for all,All for oneに弱い。そこに子供が絡んできたら尚更だ。
ちなみに、そんなシーンでもユーモアを放り込んで来るのは忘れない。とてもイギリス人らしい。
『ビリー・エリオット』は、大の大人が泣いて笑える、とても素敵なミュージカルですぞ。