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よこけんの右往左往

「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

 お稽古が四週目に突入。あれ、いつの間に?という思いが強い。


 序盤は大人と子供は別に振り付けやステージングを受けていたのだが、最近は合流しての稽古も多くなってきた。

 振りや芝居を頭と身体に叩き込んだ後は、稽古で回数をこなして慣れるのが、大人はもとより子供達にも一番大切だと思うので、ここから先はどんどんシーン毎に通して行くことになるだろう。なにしろ、子供達は、ダブルだったりトリプルだったり、それ以上だったりするのだ。そう考えると、時間はいくらあっても足りない。

 
 昨日は、とある芝居のシーンを稽古した。映画で観ても毎回うるっとしてしまうシーンだ。

 歳をとって涙腺が緩くなったせいか、演りながらうるうるしてしまった。

 昔からOne for all,All for oneに弱い。そこに子供が絡んできたら尚更だ。

 ちなみに、そんなシーンでもユーモアを放り込んで来るのは忘れない。とてもイギリス人らしい。

 『ビリー・エリオット』は、大の大人が泣いて笑える、とても素敵なミュージカルですぞ。