ちゃんと踊るのがだいぶ久し振りだったので、振り付け初日の筋肉痛が半端なかった。年が明けてから、外が寒すぎて思うようにジョギングが出来なかったものの、それまで毎日走っていた貯蓄はどこに行ったのか。お正月のお餅で帳消しになったのか。ジョギングと踊りの筋肉が、まるで違う事を思い知る。
あれからしばらく経ち、ようやく身体が慣れてきた。若い頃は、お腹いっぱい食べてぐっすり眠れば、翌日には元気に動けていたものだが、歳をとるにつれ、それが翌々日になり、三日後になり、だんだんと間隔が伸びてきた。そのうち回復するペースが追いつかなくなりそうだ。やだやだ。
七月の公演の方は、まだ時間があるのでマッタリ基礎練習だが、来月本番の公演は、気付けばもうすぐそこまで迫っている。身体を治して、歌詞と振りを叩き込んで、それを自分のものにする。
いくら時間があっても足りない。