慌ただしく裏回りを片付け、カラになったハンガーラックを見て、とても不思議な感じがした。
引越し前の何もない部屋をもう一度見ているような、不思議な感覚。
それでも、翌日いつも通りに帝劇に行ったら、皆がいて普通に公演が始まりそうな気さえする。
３ヶ月の公演というのは、それくらい長かった。
お肌もだいぶ荒れた。
後半はダイエット筋トレもちゃんとできない日が多かったが、それでも太らないですんだのが救いか。
明日から、『INTO THE WOODS』の稽古が始まる。
いや、INTO漬けと言っても良い。
本番はちょうど１ヶ月後だが、ＣＤを聞けば聞くほど、台本を読めば読むほど、時間が足りない気がしてくる。
実力が伴わないのは仕方がない。
しかし、稽古が足りなくて良いものが出来なかったと言い訳することのないように、精一杯頑張りたい。