今日の読書耕さんから借りている『刑事・鳴沢了』シリーズ、順調に読破し6作目に突入している。相変わらず、左遷やら何やらでいろんな署を転々としているが、1作目ではガチガチの堅物だった鳴沢了も、紆余曲折を経てだいぶ柔らかくなった。最近は、安心して見て(読んで)いられる。全10作でシリーズ完結だそうだが、そろそろ一気に読むのが惜しい頃合になってきた。長ければ長い程、そして面白ければ面白い程、読み終わった時の寂寥感が大きそうで怖い。通勤時間が楽しみになる程の佳作、読み終わりたくない…。