食べるの大好き。我が家のおやつ棚には甘いお菓子としょっぱいお菓子が常備してあり、冷蔵庫にはアイスと果物が常にスタンバイしている。ダイエット生活でこれをやめなきゃいけないかと思うと、ちょっとくらい太ったままでもいいんじゃないかと思ってしまう。困ったものだ。
もはや腹筋をシックスパックにしたいとも思わないし、美味しい物を食べて幸せならそっちの方がいいと思うが、ただ、月に二キロも増えるようだとそうも言っていられない。成人病にならないためにも、ちょっと真面目に取り組まなければならない(´;ω;`)
さて、美味しい物を控える苦行に入る前に、ひとつ出来る事があるのを僕は知っている。大好きなおやつやご飯を制限するより断然簡単で、しかも効果もかなり期待できる事。
それは、「ストレス食い」をやめること、だ。
僕には、お腹が空いていないのにおやつを手にしていることが、かなりある。理由も分からず食べて、食べた後に苦しいほどお腹が一杯なのを感じて後悔する。振り返るまでもなく、しょっちゅうあることだと自覚しているが、実はこれがストレスからくる物だと、僕は知っているのだ。
三大脳内ホルモンと言われる、「ドーパミン」「ノルアドレナリン」「セロトニン」。ドーパミンは快楽を、ノルアドレナリンは闘うための力を与えてくれ、セロトニンはそれらが暴走しないようにバランスをとってくれている。しかしストレスによってそのバランスが崩れると、ノルアドレナリンが増え、常にイライラして漠然とした不安を感じたりする。それをなんとかしようと、手っ取り早くドーパミンを出す方法として物を食べるのだ。
元々ドーパミンは、動物が生きるために必要なことを学習、反復するための報酬なので、カロリーが高い物を食べた時により多く出るようにできている。つまり、甘いものや脂っこいものの方が美味しく感じるということだ。なんて良くできた困ったシステムだ!
結果、ストレスを感じては甘いものに手が伸び、増えた体重でまたストレスを感じるという負のスパイラルに陥る。
回り道だ。かなりの回り道だが、今回の「本気ダイエット」を成功に導くために、まずはストレスを減らすところから始めなくてはならない。
ベスト体重 62kg
現体重 70kg