久しぶりに、これでもかとばかりに泣き腫らした。朝起きたら、両まぶたがパンパンだった。
しばらく前から、コツコツ見ていた海外ドラマ「8simple rules」。笑い声が入るタイプの、昔懐かしホームコメディだ。
十年前のドラマだからネタバレしてしまうが、主演のお父さん役の俳優さんが、シーズンの途中で急死してしまったのは、ネットで調べて既に知っていた。
制作サイドは熟考の末、ドラマ内でもお父さんが亡くなった事にしてドラマを続けることにしたそうな。
ちょうど昨日、とうとうその回に辿り着いた。
コラムニストで自宅勤務のお父さんは、思春期の娘息子達に鬱陶しがられながらも、なけなしの威厳で毎日毎日頑張っていた。
娘の彼氏を威嚇したり、ネクラな妹の絵の才能を応援したり、末っ子のご近所さんへのイタズラに対処したり、日々目まぐるしく、家族のために働いていた。
こまには笑われるが、僕は完全にお父さんに感情移入して、と言うか完全にお父さんに同化してドラマを楽しんでいた。
だもんで、件のお父さんが突然居なくなった回には、こま共々号泣。
ドラマのメインは遺された家族の哀しみだったが、こんなに大事な家族を遺して逝く方もとても辛い。辛すぎる(´;ω;`)
分かっていた事とは言え、思う存分泣いて、おかげで今日は朝から視界が狭い。
ドラマでは、ご都合主義ではあるが、お父さんの机から想い出のガラクタがたくさん出て来て、また涙を誘っていた。
ふと考えてみると、僕にはそういったものが特にない。今からコツコツ、何か仕込んでおくべきか(`・ω・´)