審美眼 | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

絵を美しいと思ったことが、ほとんどない。

家族や友達は、みんな絵に関して一家言あるみたいで、美術館に行った話や絵(や絵葉書)を買った話をよく聞くが、そういうのを疑いたくなるほど、何を持って感銘を受ければいいのかさっぱり分からない。

これはもう、脳の構造のせいなんじゃないかと思う。

左右対象や、遠近法、幾何学的な模様には美しさを感じる。

理系の人に審美眼がないとは言わないが、理系脳の根本的な性質なんじゃあるまいか。

この業界には理系の人が全然いないので、検証しようがないのが残念だ。

母や妹は物凄く絵が上手いのに、自分にビックリするほど絵心がないのは、理系のせいだからだと、固く信じている…。