このところ、なぜか夜中に三谷幸喜作品を立て続けに見ている。
三谷作品との出会いは遅めで、ミュージカルを志してだいぶ経った頃だった。
初めて見たのは『笑の大学』。
言葉では言い表せない程の衝撃を受けたのを良く覚えている。
不勉強なせいも大きいとは思うが、未だにあれを越える衝撃を受けたことはない。
今特に、「こういうものがやりたかったのだ」という感覚が強い。
ミュージカルよりさきに出会っていたら、ストレートの俳優を目指していたのではないかと思えるほど。
ミュージカルでもコメディの方が好きだが、もっとコメディよりでもいいと思う。
「ミュージカルコメディ」より、「コメディミュージカル」くらいの割合が好き。
なんなら、最初と真ん中と最後の3曲くらいでいいんじゃないかと思う。
なかなか、今の自分が求めるバランスのものって見付からないのだけど。
エリザの公演が始まって落ち着いたら、そういうのを探しにいこうかなあ。