3ヶ月半の長丁場だった『レベッカ』公演が、とうとう大楽を迎えた。
しかし実は、まだ実感が湧かない。
明日になって劇場に通わなくてよくなって、初めて終わったのだと実感するだろうか。
今回の『レベッカ』は体力的に余裕があったため、色々な事を考える機会に恵まれた。
素敵な人達との交流があり、自分の芸や目的地について見直すことができた。
役者として、一つ上の領域に踏み出せたような気がすると言ったら、生意気が過ぎるだろうか…。
この幸運に感謝しつつ、素敵な役者、そして素敵な人間になれるように、精進を重ねたいと切に思う。