海外ドラマ大好き | よこけんの右往左往

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「よこけん」こと、 ミュージカル俳優、横沢健司のひびを綴った日記です。

めぼしい海外ドラマはだいたい見終わって、しばらく小休止していた。

が、TSUTAYAの方針でもあるのか、このところ新しいシリーズが続々と並ぶようになってきたので、また面白いドラマを探し求める日々が続いている。

「24」から始まったこの海外ドラマ熱も、刑事もの脱獄もの超能力もの軍事ものと医療ものスパイものと、一通り見てきてひと段落した感はある。

作る方だって、いろんなネタが出尽くして、今更目新しいものを作るのも大変だろう。

でも、今までになかった斬新なドラマが現れると、それだけで見たくなる設定勝ちみたいな事も確かにある。まだ開拓されていないジャンルがどれだけあるだろうか。


最近のヒットは、ミュージカルもの「スマッシュ」。毎回必ずひとナンバー入れて来る意欲作だ。

さすが本場だけあって、日本と比べものにならないくらいナンバーや俳優のレベルが高く、我が家でも速攻でサントラを買った。こんなミュージカルを作りたいと、本当に切望する。

こまが意外と好きなのは、ヒーローもの。

向こうのヒーロー像はスーパーマン以来はっきりしていて、分かりやすいエンターテインメントが心地よい。

ヒーローものと言えば「バットマン」や「スパイダーマン」等にコアなファンがたくさんいるが、「アベンジャーズ」のヒットのおかげか、これからドラマでもたくさんリリースされそうだ。


長続きするシリーズには共通点があり、大概がお金があまりかかってない。

それでも(日本のドラマとの質の違いの原因としてよく言われるように)、映画並みの予算はあるのだろうが、好きだったシリーズがお金がかかりすぎるせいで、よく打ち切りになったりしている。僕は結構好きなのだが、軍事ものはお金がかかって大変らしい。

「デスパレートな妻たち」しかり「Dr.ハウス」しかり、本当に長続きなシリーズは、キャラクターの造形と配置が格段に上手で、テーマであるはずの医療やサスペンスやミステリーは、単なる味付けに過ぎない。

親しい友人に会いに行きたいと思うように自然に見たくなる、人間ドラマが結局のところ最高なんだなと思える。

もう一つは、やはりエンターテインメントがとっても上手い。毎回アイキャッチに凝っていて、ミステリーで引っ張り、最後にはカタルシスがある。

つくづく、エンターテインメントの国なんだなと感心する。

日本のドラマには、脚本家のせいか監督のせいか俳優が下手なせいか、そういう魅力を全然感じない。お金がないならアイディアで頑張るしかないのに。

もっと上手に見習って欲しい。


これから見ようと狙っているのは、ヒーローもの「アロー」と超常現象もの「ウェアハウス13」。

人間ドラマになっていくかは、正直二つとも微妙な題材だが、宣伝を見た限りではワクワクした。

他にも、なにかオススメの海外ドラマがあったら、教えて下さいな(o゚∀゚o)