稽古場でのお稽古が終了した。
役者は明日一日休んでから劇場に入ることになる。が、スタッフさん達は劇場の仕込みで休む間も無く働いているはず。
お疲れ様です。
まあ、当然これからが(文字通り)本番なのだが、ひとまず一本、仕上げた感はある。
本当のセットに触れるのは劇場に入ってからが初めてだし、マイクや衣装が付くとなると、また新たに別のものを作っていくような気になる。
海外では稽古も劇場でやるようで、よく考えたら劇場事情の違う日本ならではの、面白いシステムだ。
劇場では衣装の速替えや動きに制約があって、稽古通りに行かないことが多い。が、照明や音響や、もちろん衣装や色んなことが演技を助けて、格段に底上げしてくれる。
完成版『モンテ・クリスト伯』、どんな舞台なのか早く見てみたいものだ。