久し振りに、海外ドラマに手を出した。
ここ最近CSI漬けになっていたのだが、ベガスからマイアミ、そしてニューヨークへと続く長い道程に疲れ果て、しばらく休憩していた。
そんな折り、ふとTSUTAYAに寄ってみると、「いろんなドラマのシーズン1が半額」というサービスをやっていたので、前々からちょっと気になっていた『ドクターハウス』を試しに借りてみた。
面白い。
普通の医療モノとは違った、新しい「医療サスペンス」だ。
物語は毎回、病名が特定できない患者がハウスの元に回されて来る所から始まる。
そして、偏屈で問題児のハウスがチームのメンバーとぶつかったり、患者とぶつかったり、上司とぶつかったりしながら最後にはあっと驚く真相を解き明かすのだ。
自分が看てもらうにも、親切なヤブよりは愛想が悪くても名医に看てもらいたいと思うが、Dr.ハウスに看てもらうのは少々躊躇する。
45分という枠を最大限使う為、ハウスはだいたい最初誤診する。
その結果、患者は一旦死の淵まで追いやられるのだ。
それは、完治するために踏まなくてはならない段階ではあるのだが。
役者として、海外ドラマに出演できるチャンスがあったとしてもやはり、5分で診断を下し、あっさりドラマ性も無く治療してくれる名医に掛かりたいものである。