ブログに何を書こうか考えながら家を出ると、エレベーターにワンコが単品で乗り込んできた。
若い女性とこまい子供が2人いたので、これから皆でお散歩かな
困り顔のお姉さんと、どうしていいか分からなくてテンション上がりっぱなしの子供達を見るにつけ、どうやら無関係のお姉さんと脱走中のワンコらしい。
お姉さんにエレベーターに乗ってもらって、ワンコを降ろそうと試みるも、何故かヨコザワの足にへばり付いて離れない(笑)
仕方なく、ワンコと一緒にエレベーターを降りて、お姉さんには先に行って貰った。
あと少しだし、階段で下りることにしよう
ところが、せっかく自由の身になれたのだからと、ワンコが子供達の言うことを聞かない。
ヨコザワが階段を下りようとすると、たぶん散歩に行きたかったのだろう、ヨコザワを追い抜いてすったんすったん下りて行ってしまった。
ワンコは15kg近くありそうなコーギーで、子供の手には余るのだろう、子供達は階上で奇声を上げるだけで追っては来ない。
既に遅刻気味なのだが、俺が何とかするしかあるまい…。
コーギー捕獲作戦スタート。
幸い、1階にはドアがあるので外には出られないのだが、どうしても外に出たいようで、ちょっと上がってもすぐに下りて行ってしまう。
結構懐っこいのに、抱っこは嫌みたいでさせてくれない。
ええい、こうなったら持久戦だ
いつもの時間に着到するのは諦めた。
まずは、どんなワンコでもウットリしてしまう、耳の下をぐりぐりして友好度を高める。
次に、遊びに行きたいようだったので、機敏に動いて遊んでる感を演出。
最後に口笛で呼びながら、じりじりと元の階まで昇った。
最後の踊り場で気付かれそうになったが、逃げるものを追う習性を利用して、先に駆け込んで引っ張り込むことに成功した。
さあ、後は階段へのドアを閉めればミッションコンプリート…
と思ったら、ドアが開きっぱなしになるように、ビニールテープで固定されている…?
これ、また同じ事になるぞ…
と諦めムードの漂った、その時、
子供達のお母さん登場
「リード持ってきなさい!」の力強い一言にほっと一安心した所で、後はお任せして劇場へ向かった。
だいぶ遅れたけど、ワンコやご近所さんとの交流が楽しい朝だった